日別アーカイブ: 2012年7月2日

フランクフルト デメタービオ農場見学

今朝起きると、右肩・首にかけてが痛い
筋肉痛かなと思って自分でマッサージを試みるが、どうも変な感じ
鏡越しに見てみると、どうやら昨日、自転車を長い時間担いだせいで
内出血のような感じになっていた。
見た目は若く見られるが、残念ながら身体は年相応のようだ。
今日は、新原さんから教えていただいた
ドイツでも大きなビオ農場のひとつであるデメタービオ農場に見学へいく
フランクフルトから郊外へ約10kmのところにある農場だ。
朝から雨であったが、自転車で出発。
ナビのおかげで迷うことなく11:30頃、到着
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農場には、Bioストアやカフェも併設されており、
お客さんや農場の人たちで、にぎやかな感じ
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日本人の澤田さん、小野さんという方がいると聞いていたので
たずねてみることに
日本人らしき男性がストアにいたので「こんにちは」と話しかけてみる
反応なし・・・
どうやら人違いのようである。
今度は日本人らしい女性が子どもを連れて歩いていたので
「こんにちは」と声をかける
「ハロー」と帰ってきた。
また、人違いである。
仕方がないので白人男性へたずねてみる。
「日本人のスタッフね」みたいな反応。
どうやら知っているようだが、どこにいるか考えている様子。
周りの人にも聞いている。しばらくして、
「こっちだ付いて来い」というのでついて行く
パン工房へ
そこには日本人男性の澤田さんという方がいた。
急な訪問にも関わらず仕事が終わった後なら
案内してくれるというので、お言葉に甘え待たせていただくことに
ちょうどお昼時だったので、併設されているカフェで昼食
もちろんBioで作られたものだ。
客のおじさんたちがおいしそうに食べている
ジャガイモのサワークリームを注文
ドイツ人はこれが大好きだそうだ。
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(食べかけで写真写りが微妙・・・)
1時間半後、澤田さんともう一人の日本人女性がやってきた。
話しに伺っていた小野さんだった。
二人ともパン職人として働いているらしい。
朝早くから徹夜明けのところ、親切に案内してもらった。
このデメタービオ農場は
ルドルフ・シュタイナーというオーストリアの思想家の考えで始まった
ビオ農場で「バイオダイナミック農法」と言う方法で運営されているらしい。
シュタイナーの農業理念に基づいて設立されたドイツ最古の認証機関であり
デメター(demeter)は有機農法の連盟の中でも代表的な団体であり、
厳格な検査によって、バイオダイナミック農法の商標の認証を行っているとのこと
植物だけではなく牛や豚、鳥など家畜も飼育し、排泄物などを堆肥にし
循環させているらしい。
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このほかにもいろいろなことを教えていただき農場内を案内してもらった。
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この農場には世界からBioを学ぶ若者が後を絶たないとのことで
若い人たちも多く、活気に満ちていた。