マルメはコペンハーゲンからエーレスンド海峡を渡ってすぐの港町
この街を訪れた理由は
私が好きな本の中に(「北欧流」愉しい倹約生活)紹介されていた街で
その中でも特に気になった筆者のコメント
「ここで食べたスモークサーモンは今まで食べた、どこのものよりとても美味しかった」
と書かれていたからである。
北欧といえばスモークサーモンは代表格の食材。
少し前に書かれた本なので現在もその店があるかどうか定かでないが
サーモン好きな私としては、これは行かないわけにはいかない!!!
とこうなった訳である。
お昼頃、マルメに降り立つ
マルメ駅のプラットホーム、おしゃれな演出。壁一面にずっと映像投影されている。
今日は雲が多いどんよりした天気
天気のせいか、デンマークより一段と肌寒い
カモメの泣き声がどこからとも聞こえ、港町を感じさせる。
お昼なので早速、本に紹介されていた目的の「リムハム魚燻製店」へ
行きたいところだが
名前しか分からないので、駅周辺にあると思われるインフォメーションを探す。
駅におまわりさんがいたので聞いてみる
「駅を出て左に曲がってすぐそこの黄色い建物だ」と教えてくれた。
インフォメーションで「リムハム」と言う言葉と、本に載っている写真を見せ
知っているか、聞いてみる。
細かいことは分からないが、たぶんこの辺だと地図に印をつけてくれた
自転車でどれぐらいかかるか聞いてみると
お姉さんはちょっと考えて
「30分ぐらい」と日本語で答えてくれた。
どう見てもスウェーデン人のお姉さんが日本語で答えたのでびっくりした。
少し日本語の勉強をしたと流暢な日本語で説明してくれた。
それなら最初から日本語で話してよ、と思いつつ
お姉さんは親切にそこまでのルートなど説明してくれた。
お店に向かう前に現金を下ろしにいく。
スウェーデンは独自通貨クローナ(SEK)なので
今までのお金は使えない。
多分、リムハム魚燻製店は掘っ立て小屋のような感じだったと
書いてあるのでカードは使えまい
ところがキャッシュコーナーは開いているが
どこのキャッシュカードコーナーもマスターカードの対応が無い・・・
唯一マスターカードの表示があったところも反応せず、使えない
仕方がないので駅にあった両替所で
400Dkkの少ないデンマーク紙幣をスウェーデン紙幣に交換する。
とりあえず食事代ぐらいにはなるはずだ。
ルートは海岸沿いを通るルート、海岸沿いは大きな公園になっている
2005年に建てられた北欧で最も高い建造物であるターニング・トルソ
海岸にはこのような桟橋がいくつも突き出ている。
この寒空の中、泳いでいる人もちらほら、みんな夏が待ち遠しいようだ。
週末ということもあり、人が多い、風がとても強いがとても気持ちがいい
風が強いので空模様も刻一刻と変わる。晴れたり曇ったり・・・
目的地はヨットハーバーのあるところ、たくさんのヨットが停泊していた
海にはさっき列車で渡ったエーレスンド橋
海上に建つ風車郡も見える
ルムハム魚燻製店は本で読んだ通り、今日も賑っていた
どうやら改装されたらしく建物が新しくなっていた。
店内はこんな感じ
おいしそうなスモークサーモンが並んでいる。
北国の魚介類はとてもおいしそう!!
テラスの前ではおじいさん方が演奏
お勧めのスモークサーモンにビールを頼む。
いただきます。
まずはそのまま、
う~ん、とろける美味しさ、うわさどおり!!
トッピングの魚の卵がまざったドレッシングをつけて、食べてみる。これも、また うまい!!
う~ん、ドレッシングをつけるか、つけないか迷う!!
今日はこれだけで満足という感じである。
スモークサーモン堪能しました。
その後、市内を散策。
マルメ城、赤く塗られた建物が印象的
繁華街
さすがスウェーデン、パトカーもボルボ