今朝起きると、右肩・首にかけてが痛い
筋肉痛かなと思って自分でマッサージを試みるが、どうも変な感じ
鏡越しに見てみると、どうやら昨日、自転車を長い時間担いだせいで
内出血のような感じになっていた。
見た目は若く見られるが、残念ながら身体は年相応のようだ。
今日は、新原さんから教えていただいた
ドイツでも大きなビオ農場のひとつであるデメタービオ農場に見学へいく
フランクフルトから郊外へ約10kmのところにある農場だ。
朝から雨であったが、自転車で出発。
ナビのおかげで迷うことなく11:30頃、到着
農場には、Bioストアやカフェも併設されており、
お客さんや農場の人たちで、にぎやかな感じ
日本人の澤田さん、小野さんという方がいると聞いていたので
たずねてみることに
日本人らしき男性がストアにいたので「こんにちは」と話しかけてみる
反応なし・・・
どうやら人違いのようである。
今度は日本人らしい女性が子どもを連れて歩いていたので
「こんにちは」と声をかける
「ハロー」と帰ってきた。
また、人違いである。
仕方がないので白人男性へたずねてみる。
「日本人のスタッフね」みたいな反応。
どうやら知っているようだが、どこにいるか考えている様子。
周りの人にも聞いている。しばらくして、
「こっちだ付いて来い」というのでついて行く
パン工房へ
そこには日本人男性の澤田さんという方がいた。
急な訪問にも関わらず仕事が終わった後なら
案内してくれるというので、お言葉に甘え待たせていただくことに
ちょうどお昼時だったので、併設されているカフェで昼食
もちろんBioで作られたものだ。
客のおじさんたちがおいしそうに食べている
ジャガイモのサワークリームを注文
ドイツ人はこれが大好きだそうだ。
(食べかけで写真写りが微妙・・・)
1時間半後、澤田さんともう一人の日本人女性がやってきた。
話しに伺っていた小野さんだった。
二人ともパン職人として働いているらしい。
朝早くから徹夜明けのところ、親切に案内してもらった。
このデメタービオ農場は
ルドルフ・シュタイナーというオーストリアの思想家の考えで始まった
ビオ農場で「バイオダイナミック農法」と言う方法で運営されているらしい。
シュタイナーの農業理念に基づいて設立されたドイツ最古の認証機関であり
デメター(demeter)は有機農法の連盟の中でも代表的な団体であり、
厳格な検査によって、バイオダイナミック農法の商標の認証を行っているとのこと
植物だけではなく牛や豚、鳥など家畜も飼育し、排泄物などを堆肥にし
循環させているらしい。
このほかにもいろいろなことを教えていただき農場内を案内してもらった。
この農場には世界からBioを学ぶ若者が後を絶たないとのことで
若い人たちも多く、活気に満ちていた。
月別アーカイブ: 2012年7月
8時間半の列車の旅
昨日の夜中から、
雷が鳴り出し雨が激しく降り、今朝は収まったように思えたが
出発しようとするとまた雷が鳴り出し雨が降ってきた・・・
幸先の悪い出足である。
駅に早めに着き準備を整えたいので
朝食を食べずに出発。
自転車を分解し、インフォメーションカウンターでチケットを買うが
今日のスタッフは不親切・・・
乗り場を聞くと上のフロアーで確認しろという。
10minがどうのとかいっていたが乗り場まで10minぐらいかかるというのか?
上のフロアーに行き、掲示板を見ても乗り場が表示されていない・・・
数字以外の文字が書いているので、もしかしたら違う場所?
などと思いながら少し焦る。
出発まで40分あるが、ぼやぼやしていたら乗り遅れてしまう。
とりあえず駅のホームへ、
片っ端からあたってみるがどこにも書いていない
もう一度掲示板のところへ戻り、場所らしき文字を書き写す、
数秒おきに文字が替わっていくのでなかなか書き込めない。
ふと、冷静になりよく見ると英語表記のプラットホームの文字が、どうやら、
時間の迫っているものはプラットホームのナンバーが表示されるが
時間に余裕があるものはまだ表記されていない様子。
少し待って様子を見てみることに・・・
待つこと10分、アナウンスとともにプラットホームナンバーの表示が
どうやらプラットホームの場所はあらかじめ決まってないようだ。
スタッフもここで表示されるのを待って確認しろといっていたようだ
もう少し説明して欲しかったが、自分の聞き取りが悪かったようだ。
何とか列車に乗り込む。
列車は6人がけの個室になっている。自転車を置くスペースも無いので
個室内に入れる、幸いなことに始発駅らしく、車内は空いていた。
途中の駅で年配の女性が乗り込んできた。
自転車を置いている「窓側の席に座っていいか」と聞いてきた。
私も自転車に乗ってきたとカバンの中から
ヘルメットを取り出し見せてくれる。
一人で3日間程、自転車旅行していたそうだ。
どうやらこちらでは普通の事らしい
旦那さんは自転車に乗るのは疲れるので好きじゃないそうだ。
彼女は自然を感じられるので自転車が大好きだそうだ。
夢はドナウ川を海まで走ることだそうだ。でも年齢がと、気にしていた。
「あなたは勉強にヨーロッパに来たのか」と聞かれ
「2ヶ月も旅行して、お金は親が出してくれるのか」みたいなことを聞かれたので
「私は38歳だ」と年齢を言うとびっくりして18歳かと思ったみたいなことを言われた(笑)
子どもの写真を見せると納得した様子。
彼女は「チンセイジュツ」とかいう日本の東洋医学?を勉強していると言っていた
家にも日本人のホームステイを受け入れたことがあるといっていたので
どうやら親日家のドイツ人のようだ。
乗り換えまでの4時間ちょっと
家族のことや環境・エネルギー・Bioのことなど会話する。
ちょっと込み入った複雑な事は話せないのが残念・・・
列車を乗り換える
乗り換えの列車は同じホームから、今度はスムーズに乗車
車内は結構込み合っている。
自分の乗った車両は指定席の車両みたいだが
どうやら空いていれば座って良いらしい。
予約されている席は席の上に表示サインがつくようになっているようだ。
言葉が通じないと、ちょっとした勝手が異なるだけで大変だ。