月別アーカイブ: 2012年8月

24日目 千歳→福岡 親子自転車の旅「北海道 800Km」

今日は北海道最終日、午前中の便で福岡へ向かう
宿は空港内だったので、大荷物での移動も、施設内のカートが使えて、らくちん
宿で自転車梱包用に、ダンボールをもらって出発!
広場を見つけ、早速、自転車を飛行機に載せるため、クッション材で梱包
その間、子供達はお土産を買いに出かける。
3台分梱包するのに思いのほか手間取った、時間がなくなってきたので、急いでチェックイン・・・
チェックインカウンターは、夏休みも終わりに近づいているせいか、人であふれ混雑している
荷物の受渡も自転車が3台分あるので、窓口でもちょっと大変・・・
荷物検査では機械に荷物が入らないので、1台ずつ係りの人が中身をチェック
込み合っている中、大荷物なので、周りの視線が痛い・・・
出発まで、ほとんど時間が無い
手当たり次第に、お土産を買いこみ、搭乗ゲートへ向かう
搭乗口の手荷物検査を済ませ、ほっとするも束の間
空港内の時計に目をやると、搭乗時間を過ぎている・・・
や、やばい・・・
あわてて搭乗口へ、子供達とダッシュ!!
まだ搭乗している人がいて、ぎりぎりセーフ!!
間に合った・・・
本当に最後の最後まで、ハラハラだ
飛行機は、一路家族の待つ福岡へ
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子供達も、「お母さんに会える!」と、とてもワクワクしている様子
無事、福岡空港へ到着!
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約1ヶ月間、親子3人で北海道を、自転車で走り抜けた
娘達には初めての経験で、どうなることかと思ったが、
予想を反して、子供達はとてもたくましく、やり遂げてくれた。
この長い旅を通し
苦難を乗り越え、一緒に過ごし、感動を共にしたおかげで
父子の絆も、よりいっそう深まった。
自転車の旅は、程よいスピードで、ゆっくり楽しみながら進む事ができる
また、さまざまな自然を体感することができる
突然の雨や雷雨、向かい風の強い日もあれば、青空の心地いい風を感じる日もある
アップダウンが厳しい峠道に、泣かされる日もあれば
広大な草原や湿原、湖や海岸線に感動する日もある
キツネやシカ、野生動物たちに、出会う日もある
「がんばてね!」と声をかけられ、人の温かさを感じる日もある
始めは、弱音を吐いていた子供達も、次第にたくましくなり
最後は力強く、自転車をこぐ後姿が印象的だった。
本当に子供達の力に、驚かされた。
旅は子供達を、ひとまわりもふたまわりも、大きくしてくれた。
この旅を通して、学校では学ぶ事ができない、たくさんの事を、体験する事ができたと思う。
機会があれば、ぜひみなさんも

親子自転車の旅「北海道 800Km」

23日目 札幌→千歳 親子自転車の旅「北海道 800Km」

明日、福岡へ帰るので、自転車で走るのは、今日がいよいよ最終日
子供達のために、今日は札幌市内をゆっくり観光し、夕方から列車で、千歳空港へ向かう予定だったが
長女が「最後は、自転車で走ったほうが、いいんじゃない」というので
午前中で市内観光をきりあげ、午後から千歳空港へ向けて、45km走ることにする。
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まずは、「通称赤れんが」旧道庁へ
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館内は現在、郷土の歴史や物を紹介する場所になっている
それぞれの部屋には、ボランティアスタッフのおじさんやおばさんがいて
自分達の姿を見ると興味津々、かならず話しかけてくる。
そして、九州から北海道を回っていると自分達が答えると
いろんな話しに発展し、話しが止まらない(笑)
気持ちはうれしいのだが、時間が無いのでちょっと困った。(笑)
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お次は時計台へ
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またしても、ボランティアスタッフに捕まりそうになったが
早々に切り上げ、館内を見学
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さっぽろテレビ塔
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札幌市内を一望
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最後はサッポロファクトリーへ
そして千歳空港へ向け出発!
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道の駅「花ロードえにわ」にて休憩
ひまわり畑が綺麗! 子供達のジャンプに合わせパシャリ!!
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空港へ、もう少し
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空港敷地内にシカが2頭迷い込み、出れなくなっている
(分かるかな? 白い建物の前に)
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今日は空港内の宿泊施設 「万葉の湯」
夕食がてら空港内を散策
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空港内でスタンプラリーを発見!
スタンプラリー好きの子供達は、当然・・・
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閉店した夜の空港内で、スタンプラリーにいそしむ!!
旅の疲れを温泉で癒し、部屋に戻ってホッとする
突然!!、床の揺れを感じた、今度は部屋全体が大きく揺れだした!!!
地震だ!! かなり大きい!!!!
揺れは、なかなか収まらない、慌てて部屋の扉を開ける
子供達もびっくりしている
やっと揺れがおさまり
部屋を出てロビーに行くと、テレビで地震速報が流れている
十勝地方南部を震源とする地震 震度5弱の地震が発生していた。
千歳周辺でも震度4を記録しているので、結構大きな地震のようだ
しかし、北海道ではこれぐらいなんとも無いのか
ホテルのスタッフも何事も無かったかのように、業務に戻っていった。
なんだか拍子抜けし、部屋へいそいそと戻る3人・・・
これぞグリーンツーリズム、じゃなく地球の叫びを感じるジオツーリズムだ!
自然の大きさを感じる北海道の旅は、最後の最後まで、ドキドキハラハラな旅となった。
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札幌→千歳 走行距離:45km 親子自転車の旅「北海道 800Km」

22日目 小樽→札幌 親子自転車の旅「北海道 800Km」

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午前中、小樽市内観光し、午後からは札幌へ
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小樽運河
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ガラス館
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光り輝くガラス細工にびっくり!
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オルゴール館
定番のコースを見て回る。
話しが少しそれるが、最近末っ子が生意気になってきた。
もともと姉と年が離れているので、姉も優しく皆からも可愛がられている
北海道に来てからは、いつも牽引されて走っているので
自分でこぐ必要がなく、とても楽している。
(もちろん、牽引されて走るだけでも、小学1年生にしてみれば、大変なのかも知れない)
しかし、出会う人からは一番「すごいね!」と褒められる。
そんなこんなで、最近ちょっと調子にのっている節がある・・・
昨日も末っ子が
「繋がれていてもこいどうよ、ねえちゃんなんかより、がんばっとう!!」
姉なんかより、自分のが優れていると言って聞かない
あんまり生意気なので、どれぐらい大変か分からす為
今日は札幌まで35km、自分で走ってもらうことにする。
北海道まで来て、一度ぐらい自分で走らせたいし、今日は時間もあるのでいい機会だ!
今日はその鼻っ柱をへし折ってやる事にした・・・
事前にPCで確認し、簡単だと思っていた小樽から札幌までの35kmのルートは
思いのほか、アップダウンが多い、途中小さな峠を2つ越える・・・
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始めはがんばってこいでいた末っ子だが・・・
やがて坂道が続きだすと「(自転車)押していっちゃだめ?」と聞いてくる
即答で「 ダ メ!!」と 返す自分・・・
この長旅のため、末っ子の自転車も姉と一緒に新調し
子供自転車にしては高価な
ルイガノの「簡単操作が可能なグリップシフト」が売り文句のJ206を購入した。
しかしこの自転車、グリップシフトがかたく、ローギアは子供の握力では切り換えれない・・・
末っ子はしかたなく、2速固定で走っている・・・
ただでさえタイヤ径が小さく、自分達と一緒に走るには不利なのに、軽い2速なので前に進まず大変
しかし今日は、走らせると決めたのでがんばってもらう
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しばらくして
(末っ子の後ろをついて走っていたので、気がつかなかったが)
坂道をこぐ末っ子の横顔を覗き込むと、頬が濡れている・・・
回り込み前に行って、確認してみると・・・
末っ子は涙と鼻水を垂れ流し、歯を食いしばって走っていた・・・
それは、今まで見たことが無い泣き顔で、絵に描いた漫画のような泣きっ面だった。(笑)
おかしくて吹き出しそうになったが、父のメンツを保つ為
平然を装い走る・・・
末っ子は「意外に根性モノである・・・」
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気合と根性で自転車をこぐ末っ子
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長女はここぞとばかり、自分のペースで先を行き、スイスイ坂道をこいで行く
姉の実力の見せ時である。
札幌市内に入り、アップダウンも少なくなった頃
道路沿いに、何やらお城のような、子供心をくすぐる「白い恋人パーク」が現れる。
末っ子のスローペースを考えると、時間があまりなく、休憩するには微妙な時間帯だったが
「この先も頑張る!」と末っ子が言うので、休憩がてらちょっと寄り道する。
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長女も自分と同意見で「先を急いだ方がいいんじゃない?」と末っ子に言う
そして「ココに何があるか、分かっとうと」と聞くと
末っ子は「うん、分かっとうよ、白い小人がおるんやろ?」
末っ子は小人図鑑が大好きである・・・
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館内でもヘルメットをかぶったままの2人
全然、気にならないらしい・・・
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がんばったので、特大パフェをご馳走!
白い恋人パークを出発
その後も末っ子は頑張り、少し薄暗くなる頃、無事ホテルに到着
今日は札幌大通公園横のビジネスホテル
35km無事完走!!
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夕食は札幌 狸小路の路地裏、子供づれで入るにはちょっと勇気がいる怪しげな店「アルコ」
カウンター席のみの小さなお店だが、炭火で焼くジンギスカンはおいしかった!!

小樽→札幌 走行距離:35km 親子自転車の旅「北海道 800Km」

21日目 麓郷→富良野→小樽 親子自転車の旅「北海道 800Km」

今日は朝から富良野駅まで行き、列車に乗って小樽まで進む
朝食を食べていると、宿のおばあちゃんが子供達に
「これでアイスでも食べなさい」とティッシュに包んだお小遣いをくれた!!
宿の方からお小遣いを貰うなんて、今まで聞いたことがないのでビックリ!
親としては嬉しいけど、申し訳ないやらで、なんとも複雑な気分・・・
また出発前にも宿の娘さんから「おばあちゃんから」と言って
またまた、プチトマトや茹でたトウモロコシなどをもらった。
そんな宿の皆さんが見守ってくれる中、出発!
どこからか配達に来たらしいおじさんも加わり、自分達が見えなくなるまで
まるで出兵する兵隊さんのように「ばんざい、ばんざい」と手を上げて見送ってくれた。
はずかしいやら、うれしいやら、でもとても癒される素敵な宿での2日間だった。
すがすがしい気持ちで、川沿いの渓谷を下る
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富良野駅まで13km、少し遠いがずっと下り坂なので、らくちんだ!
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一昨日、麓郷に来たとき感じた坂道は、やっぱりマジックロードだった。
(今日は下り一直線・・・)
急に空模様が怪しくなり、やがて勢いよく雨が降り出した。
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自転車で走る日は、なぜか雨が多い・・・
富良野駅に到着
子供達を、雨がしのげる建物の下に待たせ、自転車を分解する場所を探していると
おじいちゃんが寄ってきて
「ここに、自転車止めたらいかんやろうが、ここに書いているやろうが!!」
自分達を目の仇のように睨みつけ、わめきちらしてきた!
「捨てる神あれば拾う神あり」 世の中にはいろんな人がいる・・・
雨も止んできたので、ロータリーの前で手分けして分解開始!
子供達も、自分が何をしたらいいのか、だいぶん分かってきたらしく
手際が良くなってきた。
列車は、札幌まで特急列車が出ているはずだったのだが
現在、その列車は運行しておらず、普通電車で行く事に
『富良野→滝川→岩見沢→札幌→小樽』と3回も乗換えないと行けない、今日は大変だ
列車に乗り込むと、先客の自転車があった
しかも分解せずそのまま、3台も載せている
自分達よりも強者がいると内心思いながら、持ち主らしき若い兄ちゃんたちに声をかける。
関東の方から来ている大学生で、北海道を回っていたらしいが、スケジュールが遅れ
今日フェリーで帰らないといけないため、駅員さんに無理を言って載せてもらったらしい・・・
乗り換えは結構大変だ
子供達の自転車は自分が担がないといけないので
3台一度に運ぶ事はできず、行ったり来たりしないといけない
岩見沢駅に着き乗り換え準備をしていると、待ち時間は少しあるが、小樽までの直行列車があった
直行便に乗り換え、小樽まで行く
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夕方頃、小樽駅到着!
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自転車を組み立て、駅前通りのビジネスホテルへ、荷物を置いて夕食を食べに行く
小樽と言えばやっぱりお鮨!
ということで、すし屋さん通りのお店へ行くが、手が出ないので
雰囲気を楽しむべく、商店街の手ごろな店へ
北海道旅行もいよいよあとわずか、明日は小樽観光をして最後は札幌へ

麓郷→富良野→小樽 走行距離:13km 親子自転車の旅「北海道 800Km」

20日目 麓郷の休日 親子自転車の旅「北海道 800Km」

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今日も快晴!
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”星人の宿”はとても居心地がいい!!
今日は富良野まで戻り、列車で移動の予定だったが
「1日ぐらいゆっくり、何もしない日も悪くはない」と思い、急遽、連泊することに
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ベジタブルバイキングで子供達もにっこり
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食べたメロンの皮は宿のマスコット、羊のクロちゃんへ
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緑いっぱいの宿、星人の宿「ペンション和田」
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宿の前は花がいっぱい!!
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花々によってくるチョウやトンボを捕まえるのに子供達は夢中!
宿の前で虫取り合戦開始
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近くの川で水路を作って遊ぶ
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川沿いにクヌギの木を発見、クワガタを捕まえる
お昼になったので宿へ戻り昼食、お昼は付いてなかったが
この辺りには食べるところは何処にも無いので、特別に用意してもらった。
宿は現在、娘さんが切り盛りしているのだが、宿には元気なおばあちゃんがいる。
おばあちゃんから「どこから来たの」と聞かれ
自転車で北海道を回っている話しをすると
おばあちゃんが
「いいね~、私が小学校5年生の時は、戦争中でずっと畑仕事しよったよ
それで、終戦の放送がラジオで流れよったみたいやけど、
ラジオがガーガー言って聞こえんでね~、ずっと畑仕事しよった」と
当時の夏の日の事を思い出し、いろいろと話してくれた
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昼食後、日が高くなり暑くなってきたので、部屋でゴロゴロ読書でもする。
おばあちゃんは午後から麓郷の町まで出るらしく、子供達が退屈だろうと「一緒に行くか」と誘ってくれた
ありがたかったが、ココでのゆっくりした時間を過ごす事にする。
おばあちゃんは、70代後半で腰もしっかり90度に曲がっている・・・
もちろん誰かに車で連れって行ってもらうのだろうと、思っていたら
自分でワンボックス車を運転して、行ってしまった・・・
”パワフルおばあちゃんである。”
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日が落ちてきたので、また外で虫取り開始!!
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今日も自然食をおいしくいただく
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夜はキャンプファイヤー
今日も、天の川がとても綺麗だ

麓郷の休日 親子自転車の旅「北海道 800Km」

19日目 美馬牛→富良野→麓郷 親子自転車の旅「北海道 800Km」

今朝は快晴、久しぶりのいい天気!
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宿の家族に挨拶をし、出発しようとすると、自転車がパンクしている・・・
タイヤを確認すると、小さな石が刺さっている。
スペアタイヤに交換し、気を取り直して出発
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やっぱり、美瑛・富良野は青空が良く似合う
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上富良野八景の深山峠
峠を過ぎた所にトリックアート美術館があった。
先日TVで紹介されていたらしく、子供達が「行きたい、行きたい」とせがむ・・・
今日は富良野から麓郷まで行き、北の国からの家々を回る予定
スケジュール的にちょっと厳しかったが、2人でさっと回る事を条件に行かせる
自分はその間、今朝パンクしたチューブの修理を行う。
(予備チューブを作っておく必要があるため)
2人は30分ほどで戻ってきた、先を急ぎ出発!
正午を過ぎる頃から温度は急上昇し、とても暑い!
暑さに弱い長女が「頭が痛い」と言い出した。
かなりバテている様子・・・
以前買っておいた「首に巻く保冷剤」というやつを、水で冷やし巻きつける
確かに今日はとても暑い、九州の猛暑と変わらない
峠を過ぎて、しばらくフラットな道が続く。
が、しかし、今度は向かい風が強い
長女の自転車は、なかなか前に進まない様子
富良野駅周辺で、昼食をとろうと思っていたが、駅裏のコースに入ってしまい、店がない・・・
引き返すのも坂道があり大変なので、やっと見つけたコンビニで休憩
アイスとジュース、それにおにぎりを食べて昼食とする。
ここからいよいよ麓郷へ向かう、16kmずっと上り坂だ
傾斜がきつくなければいいのだが・・・
渓谷へ入り、登り口付近に小川を発見!
早速、川へ降り水浴び、水がとても冷たくて、とても気持ちいい!!
子供達も元気を取り戻し、再度出発!
坂道は思ったほど激しく無く、なんとか自転車でも進める感じ
でも、自転車で進んでいると、何かおかしい・・・
走って見た感じは、平坦な道か、少し下り坂な感じだが
自転車でこぐ感じは、少し足に抵抗を感じる・・・
明らかに上り坂をこいでいる感じだ
長女もそう感じている様子・・・
どうやら目の錯覚で、下りに見えている様子
長女が「マジックロードやね~」と言う中
嬉しいような嬉しくないような、そんな気分で
マジックロードを2時間ばかりこいで、目的地の麓郷に到着
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北の国から最終話に登場した廃棄物で作られた家
またまた上り坂をこぎ、今度は『石の家』へ
以前、北海道に来た時は、まだこの『石の家』は無かった
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私の大好きだったTVドラマ「北の国から」
放映当時は、深く考えもしなかったが、今思えば
自然エネルギーやエコロジーが満載だ
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石の家の風車
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五郎さんの愛車の前で
「北の国からグリーンツーリズム」を堪能し、今日の宿、星人の宿「ペンション和田」へ向かう
星人の宿は、演習林に囲まれているので、宿以外の建物が周りに無く、
夜は星がとても綺麗に見えるらしい!!
また食事も自家農園で採れた「野菜中心の食材」を使い
健康を考えた料理で人気だそうだ
宿は麓郷の街を少し下った林の中にあり、川を越え、未舗装の道を1km程行ったところにあった。
辺りは林というか山に囲まれ、緑一面の静かな所で、とてもいい感じ
食事も評判通り、健康的でとても良かった
今日は月も出ていなかったので、明かりが無いと本当に真っ暗!
「夜って、こんなに暗いんだなぁ」と久しぶりに感じた
夜はキャンプファイヤーを行った
夜空は本当に深く、夜空に輝く「天の川」を初めて肉眼で見ることができた。

美馬牛→富良野→麓郷 走行距離:48km 親子自転車の旅「北海道 800Km」

18日目 旭川→美瑛→美馬牛 親子自転車の旅「北海道 800Km」

昨晩は北海道に来て初めて、暑くて寝苦しかった
内陸に入り盆地になるせいだろうか
今日も朝から雨模様・・・
なかなか、お天道様は顔を出してくれない・・・
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これから進む、「美瑛・富良野」方面は、北海道の中でも特に自分が好きな場所だ
パッチワークが綺麗な「丘の街」美瑛、そしてTVドラマ「北の国から」の舞台となった富良野
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まずは美瑛の「道の駅」へ行き、情報収集
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「ぜぶらの丘」あいにくの雨・・・
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「クリスマスツリーの木」の前で
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丘の街なので、やっぱりアップダウンが多い
美瑛の丘は、やっぱり天気じゃないとつまらない・・・
早めに切り上げ、今日の宿へ向かう
今日の宿は、美馬牛にある「秘密基地」という名前の宿
ツーリング好きのオーナーが、「ツーリング仲間のために作った」宿だそうだ
HPやネーミングが面白いので、行ってみる事にした。
ちょっと早めの15時頃、到着
宿は、民家を改築して作られた宿で、家族で経営されている様子。
宿の男の子と長女は、同じ年ということもあり、久しぶりに友達ができて楽しそうだった。

旭川→美瑛→美馬牛 走行距離:34km 親子自転車の旅「北海道 800Km」

17日目 網走→旭川 親子自転車の旅「北海道 800Km」

今日は旭川まで270km、列車の旅
網走駅は宿から大通りを挟んで斜め前、すぐの場所
しかし、自転車の分解を3台分行わないといけないので、ゆっくりもしていられない
朝7時半頃、出発!
早速駅前の広場で分解開始、子供達と手分けし、分解する
しばらくすると、自転車乗りの兄ちゃんもやってきた、どうやら彼も列車に乗るらしい
1時間ほど荷造りにかかったが、今回は無事に「特急オホーツク」に乗車完了!!
朝食がまだだったので、車内で駅弁を買って食べる
駅弁を食べると、なぜか旅をしている気分になる。
旭川へは13時過ぎに到着なので、3時間半程かかる予定、長旅だ。
昨日、網走刑務所博物館で、この刑務所が作られた経緯等を学んだ。
当時、ロシア等の北方の脅威に備え、中央道路を早急に建設する必要に迫られた
そのため、全国各地の受刑者を集め、網走刑務所を建設し
ここを拠点に、旭川までの道路開拓が行われたらしい
しかし、この道路開拓は食料確保も難しい中、過酷な労働が強いられ、極寒の地で進められたので
なんと5人に1人が死亡するという、大変な事業だったそうだ。
列車は網走湖の湖畔を走り、山の中へ
この辺りを当時開拓していたのかと思いを馳せながら、旭川まで進む
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旭川からは、ローカル列車に乗り換えて東旭川へ
駅は無人駅で小さな駅舎があるだけ
早速、手分けし自転車を組み立て、今日の宿へ向かう
荷物を置いて、今日のメインイベントである
現在話題の動物園、「旭山動物園」へ向かう!
15:30 旭山動物園に到着!
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平日にも関わらず、結構な人がいる、さすが人気の動物園だ
閉園は17:15分、あまり時間がないので、駆け足で見て周る
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最近、一羽飛んで逃げたと、「話題のフラミンゴ館」
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ペンギン館
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まるで海の中にいるよう
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白熊も、ドームの中から間近に見ることができる
あっという間に時間が過ぎ、「弾丸トラベラー」の様だったが
大体、見て周る事ができたので、まぁ良しとする。
夕食は、宿へ帰る途中で見つけた「スリランカカレーの店」
普通の民家をお店として使っている、一風変わったお店だ
日本語が堪能なスリランカ人の旦那さんと、日本人の奥さん
それに、小学生のお子さんで切り盛りしている、アットホームなお店
庭では、ギター演奏と歌のライブが行われていたが、どうやら今日は特別らしい・・・
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カレーはさすが本場の味、うまかった。

網走→旭川 親子自転車の旅「北海道 800Km」

16日目 川湯温泉→知床斜里→網走 親子自転車の旅「北海道 800Km」

川湯温泉を出発し、昨日借りたレンタカーを返却する為、知床斜里駅へ
預けていた自転車を取りに、一昨日、泊った駅前のホテルへ
今日は自転車で、網走まで53kmの道のり
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自転車で走る日は、なぜかほとんど雨だったが、今日は久々の快晴!
10時ごろ出発
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気温もちょうど良く、自転車日和!
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比較的平らな道が続いたおかげで、昼過ぎには網走到着!!
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昼食を食べ、「網走刑務所博物館」がある丘の上へ
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「網走刑務所博物館」到着
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博物館は、刑務所の歴史や、受刑者がどんな生活を送っていたかなど学べ
以外にボリュームがあり、すごく良かった。
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子ども達は、施設内のマネキンが怖いらしい
確かに少し、気味悪い・・・
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閉園ぎりぎりまで見て周った
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今日は網走駅前のビジネスホテルに宿をとり
明日は朝から、列車で旭川へ移動する

川湯温泉→知床斜里→網走 走行距離:53km 親子自転車の旅「北海道 800Km」

15日目 知床斜里→屈斜路湖→阿寒湖→摩周湖→川湯温泉 親子自転車の旅「北海道 800Km」

今日は知床斜里から「道東 三湖」めぐりへ
雨ばかりで疲れもたまり
日程的にも、自転車で周るには難しいので、レンタカーでまわることに
知床斜里駅でJRの駅レンタカーを借り、出発!
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まずは、屈斜路湖そばにある『川湯エコミュージアムセンター』へ
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屈斜路湖の自然を学ぶ
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エントランス前にて、木の人形があんまりにもかわいかったので、一緒に記念撮影
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屈斜路湖畔の砂湯
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美幌峠より、屈斜路湖を望む
自転車の旅をしていると、車のありがたみが良く分かる
今日のコースを自転車で周ると、何日かかることやら・・・
『阿寒湖畔エコミュージュアムセンター』へ
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阿寒湖といえばマリモ!
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センターのそばにある『ボッケ阿寒湖自然探勝路』へ散策
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霧の摩周湖、今日は霧がかかってない!喜ぶ子供達!
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日が暮れ誰もいない硫黄山、硫黄の匂いが強烈!
三湖を一日で周るのは、車でも少し強行スケジュールだったが
なんとか、一通り見て周ることができた。
今日は少しだけ奮発して、屈斜路湖畔にある『名湯、川湯温泉』へ泊る
川湯温泉は硫黄が多く、酸性度が高いので、お湯につかると、肌がピリピリとする。
旅の疲れを癒し、明日に備える。

知床斜里→屈斜路湖→阿寒湖→摩周湖→川湯温泉 親子自転車の旅「北海道 800Km」