今日は朝から富良野駅まで行き、列車に乗って小樽まで進む
朝食を食べていると、宿のおばあちゃんが子供達に
「これでアイスでも食べなさい」とティッシュに包んだお小遣いをくれた!!
宿の方からお小遣いを貰うなんて、今まで聞いたことがないのでビックリ!
親としては嬉しいけど、申し訳ないやらで、なんとも複雑な気分・・・
また出発前にも宿の娘さんから「おばあちゃんから」と言って
またまた、プチトマトや茹でたトウモロコシなどをもらった。
そんな宿の皆さんが見守ってくれる中、出発!
どこからか配達に来たらしいおじさんも加わり、自分達が見えなくなるまで
まるで出兵する兵隊さんのように「ばんざい、ばんざい」と手を上げて見送ってくれた。
はずかしいやら、うれしいやら、でもとても癒される素敵な宿での2日間だった。
すがすがしい気持ちで、川沿いの渓谷を下る
富良野駅まで13km、少し遠いがずっと下り坂なので、らくちんだ!
一昨日、麓郷に来たとき感じた坂道は、やっぱりマジックロードだった。
(今日は下り一直線・・・)
急に空模様が怪しくなり、やがて勢いよく雨が降り出した。
自転車で走る日は、なぜか雨が多い・・・
富良野駅に到着
子供達を、雨がしのげる建物の下に待たせ、自転車を分解する場所を探していると
おじいちゃんが寄ってきて
「ここに、自転車止めたらいかんやろうが、ここに書いているやろうが!!」
自分達を目の仇のように睨みつけ、わめきちらしてきた!
「捨てる神あれば拾う神あり」 世の中にはいろんな人がいる・・・
雨も止んできたので、ロータリーの前で手分けして分解開始!
子供達も、自分が何をしたらいいのか、だいぶん分かってきたらしく
手際が良くなってきた。
列車は、札幌まで特急列車が出ているはずだったのだが
現在、その列車は運行しておらず、普通電車で行く事に
『富良野→滝川→岩見沢→札幌→小樽』と3回も乗換えないと行けない、今日は大変だ
列車に乗り込むと、先客の自転車があった
しかも分解せずそのまま、3台も載せている
自分達よりも強者がいると内心思いながら、持ち主らしき若い兄ちゃんたちに声をかける。
関東の方から来ている大学生で、北海道を回っていたらしいが、スケジュールが遅れ
今日フェリーで帰らないといけないため、駅員さんに無理を言って載せてもらったらしい・・・
乗り換えは結構大変だ
子供達の自転車は自分が担がないといけないので
3台一度に運ぶ事はできず、行ったり来たりしないといけない
岩見沢駅に着き乗り換え準備をしていると、待ち時間は少しあるが、小樽までの直行列車があった
直行便に乗り換え、小樽まで行く
夕方頃、小樽駅到着!
自転車を組み立て、駅前通りのビジネスホテルへ、荷物を置いて夕食を食べに行く
小樽と言えばやっぱりお鮨!
ということで、すし屋さん通りのお店へ行くが、手が出ないので
雰囲気を楽しむべく、商店街の手ごろな店へ
北海道旅行もいよいよあとわずか、明日は小樽観光をして最後は札幌へ
麓郷→富良野→小樽 走行距離:13km 親子自転車の旅「北海道 800Km」