午前中、小樽市内観光し、午後からは札幌へ
小樽運河
ガラス館
光り輝くガラス細工にびっくり!
オルゴール館
定番のコースを見て回る。
話しが少しそれるが、最近末っ子が生意気になってきた。
もともと姉と年が離れているので、姉も優しく皆からも可愛がられている
北海道に来てからは、いつも牽引されて走っているので
自分でこぐ必要がなく、とても楽している。
(もちろん、牽引されて走るだけでも、小学1年生にしてみれば、大変なのかも知れない)
しかし、出会う人からは一番「すごいね!」と褒められる。
そんなこんなで、最近ちょっと調子にのっている節がある・・・
昨日も末っ子が
「繋がれていてもこいどうよ、ねえちゃんなんかより、がんばっとう!!」
姉なんかより、自分のが優れていると言って聞かない
あんまり生意気なので、どれぐらい大変か分からす為
今日は札幌まで35km、自分で走ってもらうことにする。
北海道まで来て、一度ぐらい自分で走らせたいし、今日は時間もあるのでいい機会だ!
今日はその鼻っ柱をへし折ってやる事にした・・・
事前にPCで確認し、簡単だと思っていた小樽から札幌までの35kmのルートは
思いのほか、アップダウンが多い、途中小さな峠を2つ越える・・・
始めはがんばってこいでいた末っ子だが・・・
やがて坂道が続きだすと「(自転車)押していっちゃだめ?」と聞いてくる
即答で「 ダ メ!!」と 返す自分・・・
この長旅のため、末っ子の自転車も姉と一緒に新調し
子供自転車にしては高価な
ルイガノの「簡単操作が可能なグリップシフト」が売り文句のJ206を購入した。
しかしこの自転車、グリップシフトがかたく、ローギアは子供の握力では切り換えれない・・・
末っ子はしかたなく、2速固定で走っている・・・
ただでさえタイヤ径が小さく、自分達と一緒に走るには不利なのに、軽い2速なので前に進まず大変
しかし今日は、走らせると決めたのでがんばってもらう
しばらくして
(末っ子の後ろをついて走っていたので、気がつかなかったが)
坂道をこぐ末っ子の横顔を覗き込むと、頬が濡れている・・・
回り込み前に行って、確認してみると・・・
末っ子は涙と鼻水を垂れ流し、歯を食いしばって走っていた・・・
それは、今まで見たことが無い泣き顔で、絵に描いた漫画のような泣きっ面だった。(笑)
おかしくて吹き出しそうになったが、父のメンツを保つ為
平然を装い走る・・・
末っ子は「意外に根性モノである・・・」
気合と根性で自転車をこぐ末っ子
長女はここぞとばかり、自分のペースで先を行き、スイスイ坂道をこいで行く
姉の実力の見せ時である。
札幌市内に入り、アップダウンも少なくなった頃
道路沿いに、何やらお城のような、子供心をくすぐる「白い恋人パーク」が現れる。
末っ子のスローペースを考えると、時間があまりなく、休憩するには微妙な時間帯だったが
「この先も頑張る!」と末っ子が言うので、休憩がてらちょっと寄り道する。
長女も自分と同意見で「先を急いだ方がいいんじゃない?」と末っ子に言う
そして「ココに何があるか、分かっとうと」と聞くと
末っ子は「うん、分かっとうよ、白い小人がおるんやろ?」
末っ子は小人図鑑が大好きである・・・
館内でもヘルメットをかぶったままの2人
全然、気にならないらしい・・・
がんばったので、特大パフェをご馳走!
白い恋人パークを出発
その後も末っ子は頑張り、少し薄暗くなる頃、無事ホテルに到着
今日は札幌大通公園横のビジネスホテル
35km無事完走!!
夕食は札幌 狸小路の路地裏、子供づれで入るにはちょっと勇気がいる怪しげな店「アルコ」
カウンター席のみの小さなお店だが、炭火で焼くジンギスカンはおいしかった!!
小樽→札幌 走行距離:35km 親子自転車の旅「北海道 800Km」