昨日、長糸周辺を古民家求めて回っていると、
山の麓にある集落の最頂上に、古い立派な納屋だけが残る場所があり
その場所でおばあちゃんに出会いました。
自分が古民家を探していると話すと、
ひとりで住んでいた300年続く家を、最近火事で無くしたと言う、おばあちゃん
おばあちゃんは現在、二丈にある娘さんの家に住んでいて、
家がなくなり納屋だけになっても毎日のように、この場所に通っているとの事でした。
並々ならぬ想いがあったのでしょう、おばあちゃんは見ず知らずの自分に
家の歴史や家族の歴史など、終わることの無い勢いで、語りつづけました。
自分にはその勢いを止めることはできませんでした。
おばあちゃんはとても悲しそうでした。
とても悔しそうでした。