月別アーカイブ: 2013年7月

糸島古民家移住計画

糸島中を2ヶ月かけて自転車で走り回り、
偶然、奇跡的な良い物件に巡り会えた。
持主は高齢の老夫婦で維持管理も大変なので、古民家を大事に使ってくれるのならばと喜んでくれていた。
家族ぐるみで、意思の疎通を図り1ヶ月かけて調査、調整を重ね、交渉は順調に進んでいたかのように見えた。

しかし成立間じかになって、細かな交渉は持ち主が最近契約したという不動産会社と話をすることに
当初、持主さんは不動産仲介を立てていなかったため、自分も糸島の不動産業者にアドバイスをもらいながら調査していた
そのようなこともあり、自分は糸島の業者に仲介をお願いすることで、お互いの不動産業者で仲介する話になった。

しかし・・しかしである
こともあろうに、持主の契約する不動産会社は事前に、持主と自分との状況を知っていたのにも関わらず
交渉の場を持とうとせず、他へ売却してしまったのである。

理由はこうである。
買い手を自社で見つければ、仲介手数料は売主・買主、両方からもらえる。
自分に売っても売主からしか、もらえない。
利益が倍になった方がおいしいということである。

不動産取引には通常、話がこじれないように交渉の優先権というものが慣例としてある。
しかし、不安であった自分は「購入申込書を来週始めに出しますよ、大丈夫ですか?」と念押ししていたにも関わらず
不動産業者はこれも無視して、週末の間に連絡も無しに、さっさと売却したのである。

持主の老夫婦が売却の詳細について知っているかは定かではないが
利益だけを優先するこの様な業者の存在に怒りをおぼえた。
しかも福岡地場では大手の業者である・・・

結構凹んで人間不信になりそうだったのだけれど、
これも運命、きっと「ここは違うんだよ」と誰かが道を示してくれたんだと思い
一からやり直し、再探索

そんな中、とても良い出来事があった。

猛暑でフラフラになりながら、子供達と一緒に自転車で探索していると
1件の空き家古民家を見つけた。いつもの様に近隣のお宅へ持主を確認、
おばちゃんが出てきて、親切に持主のお宅まで案内してくれたが、持主はあいにく不在・・・
見かねたおばちゃんは、暑いだろうと身も知らずの自分達に
自宅の畑で取れたというスイカをご馳走してくれた。
暑さに疲れた体に、よく冷えたスイカは、この上なくとても美味しかった。

「捨てる神あれば、拾う神あり」・・・

人生いろいろ、いろんな人がいる。

信じる道へ、もう一度、頑張る勇気をもらった気がする。

 

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