今日の行程は今回のサイクルツアーで一番かもしれない難所 箱根越え
しかも昨日の初野宿でバイパスの高架下、公衆トイレがある海水浴場のど真ん中に陣取ったのが裏目にで、トラックの走行音と、若い兄ちゃん姉ちゃんが夜な夜な現れては花火大会をおっ始め、
うるさくて睡眠不足、末っ子は隣でスヤスヤ爆睡
早朝4時には浜を見回りに来たらしいお兄さんに起こされ
「ここで野宿はヤバイですよ」と注意され、早々に退散
挙げ句の果てには、昨日から干していた洗濯物の中から
小学生の娘のパンツだけが消え
自分の安全管理能力の低さに自己嫌悪・・・
昨日、娘は12時頃からの睡眠なので起こすのも可哀想で
ボチボチ片づけながら粘り6時頃、出発。
天気は快晴、近くのコンビニで軽い朝食を済ませ箱根に向かう
出来れば、箱根駅伝でも有名な5区のルートを越えたいところだが
標高は900m近い,普通に考えると自転車でしかも重い荷物を積んでの小学生の走行は無謀なルート
しかし、駅伝ルートになるぐらいの行程であれば
自転車でも無理じゃないはず、問題なのは傾斜角度と頭によぎる・・・
ネットで検索しても、あまり良い情報もえられず・・・
その他のルートは小山経由の御殿場コース
これでも標高 400m
しかも山岳コースだけでも20kmぐらいありそう
徐々に箱根に近づくにつれ
その山肌が目前に迫るとこれはチョットヤバイと感じ
最寄りのファミレスで休憩がてら作戦会議
2度目の朝食を取りながら
言うまでもない会議の結果、御殿場コースに決定
一路、御殿場へ進む・・・
山道に入るとアップダウンがキツくなる
景色はすでに山の中
小一時間程走った頃、高校生ぐらいの若いサイクリストを発見!
「この山道あとどのくらい」かと尋ねると
思わぬ返答に唖然
学生いわく「これからが本番ですよ」と
内心、担いでいるなと思いながら
サイクルマップで高低差を確認するとまたまた唖然
どうやら学生さんの言っていることは本当らしい
末っ子には本当のことは言えない・・・
30分程登るとコンビニを発見、食欲は無いが
こんな時こそ栄養補給とアイスとドリンクと軽食をつまむ。
充電したところで再出発!
ますます行程はキツくなり、傾斜度5%を超える様なところも複数
自転車のギアをフルにつかっても重い荷物が仇となり漕ぐのが精一杯
それでも末っ子は1度、数メートルを自転車から降りただけで
なんとか完走、なかなかやるもんである。
標高を400mにある御殿場に到着!
休憩しながらスイカとトマトを頬張る
こんなに美味しく感じるのは何年ぶりだろうと思うぐらいの美味しさ
末っ子も満面の笑みを浮かべている。
富士山が見えるはずだが、あいにくこの日は雲で覆われていて
コンタクト失敗
時間は14時、クタクタだが、これから先は下りになるので
まだ先に進める、今日はさすがに宿に泊まりたいと
ルート上の手頃な距離で宿を取り出発
下りのルートに入る。
なだらかな下りが続く・・・
これでもかというぐらいに続く・・・
寝不足と疲れと平坦な下りのおかげで睡魔が襲ってくる
睡魔とも闘いながらなんとか無事に宿に到着
今日は早めの宿 16時半頃到着
神奈川県 大磯ー小山ー御殿場ー裾野市 走行距離約66km
父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016