天気:快晴
昨日は雲に覆われて見えなかった富士山
今朝は澄み渡る青空の中、ご対面
富士山と言えば雪帽子を被ったイメージだが
夏の茶褐色の富士山もなかなか神々しい
(お昼からはまた雲がかかる。地元の人いわく、だいたいいつもこんな感じらしい、今朝見えたのはどうやらラッキーだった様子)
今回の旅はキャンプ泊も想定していたため
以前よりも荷物多めで2人で30〜40kgの荷物を積んでいる
(それでもウルトラライトな装備をチョイスしているのだが・・・)
昨日の様な峠越えは重さがモロにこたえる
また男1人旅ならどうって事無いが
昨日の様なパンツ事件があると小学生と言えど、娘を持つ親としては
もう少し考えて行動しないとと反省・・・
キャンプ場が利用出来ればもう少しは安全だろうが
都合良くルート場にとなかなかそうはいかない
またキャンプ場のチェックインは通常16時までと早めの設定のため
キャンプ場の利用は現実的には難しい・・・
そんな中、使うか使わないか分からない装備を持ってても
仕方が無いので、必要最低限の物を
もう一度洗い出し不要な物をホテルから宅急便で送り返す事に
これで10kgぐらい減量でき随分身軽に行動できる様になった。
末っ子は昨日の走りがこたえた様で
「動くだけで脚が痛い」とぼやいている。
裾野市を後に海沿いまで一気に下っていく、海風が心地良い
お昼ごはんは、末っ子要望、B級グルメでお馴染みの「富士宮焼きそば」と行きたいところだが
富士宮に行くには、浜まで降りてきているのでまた上らないといけない
この辺が自転車旅の辛いところ、昨日の走りで、坂道は当分カンベンと言うことで
ルート沿いの富士市で焼きそば屋さんを見つけ、そのお店へ向かう
向かった先のお店は、住宅地にある家を改築した、こじんまりとした店「よしだ」
気の良いおばちゃんが切り盛りしていて、お客さんも和気あいあい
今日は遠方からのお客様が多いらしく、しかも常連さん達の様子
おばちゃんお勧めのミックス卵入り焼きそばを食べる
おばちゃんもお客さんからも気さくに話しかけられ
東京ー福岡を自転車で走る事を伝えると、良い経験になるよと励まされる。
お客さんの1人に今後のルートを相談すると
ナビには表示されない、海沿いのルートがあることが判明
また、この辺は東海道なので宿場町を通ると良いよと教えられ
また、この先の清水にはちびまる子ちゃんランドがあるよと
末っ子耳寄り情報にニンマリ
当然次の目的地はちびまる子ちゃんランドに決定し、再出発!
静岡は横に長細く、国道1号線がつっきっているが一部バイパスで自転車通行ができない
できないならできないで、代わりの道が表示されていればいいのだが
自転車道の整備が遅れている日本ではそんな事もあるはずも無く
地図とにらめっこしながら海沿いのルートを探す
車の場合ならルートを間違っても直ぐに引き返せば済むが
人力の自転車の場合、そう簡単では無い。時間的にも体力的にもロスが大きい
そうこうしていると、地元のサイクリストが通り過ぎる
後ろから強引に声をかけ、道を尋ねると
人の良いお兄さんで、分かりにくいところがあるらしく、
途中まで一緒に道案内をしてくれる事に
お兄さんはなんでもこの先である花火大会に行く途中らしい
30分程度一緒に海沿いのルートや宿場町のルート走りながら
そしてこの辺は桜海老が有名と教えてもらう。
車も少なく、穴場なルートがせっかくあるのに
自転車用のサインがないのでもったいない
日本もヨーロッパのようにもっと自転車に優しい道づくりを願う。
サイクリストのお兄さんとも別れ
夕方頃、ちびまる子ちゃんランドに到着!
ちびまる子ちゃんランドと言うからには、それなりの施設を想像していたが
エスパルスドリームプラザというモールの中にあるテナントの様な感じ
少し拍子抜けしながらも、末っ子はそれなりに満足そう、
お土産をせがまれ、お買い上げ・・・
夕食もモールで済ませ今日は近隣のビジネスホテルでご一泊
静岡県 裾野市ー富士市ー清水市 走行距離約50Km
父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016