22日目 小樽→札幌 親子自転車の旅

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生意気盛りの末っ子と父の決断

午前中、小樽市内観光をし、午後からは札幌へ向かう。小樽運河、ガラス館、オルゴール館など定番のコースを見て回った。

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小樽運河
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ガラス館
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光り輝くガラス細工にびっくり!
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オルゴール館

話が少しそれるが、最近末っ子が生意気になってきた。もともと姉と年が離れているので、姉も優しく皆からも可愛がられている。北海道に来てからは、いつも牽引されて走っているので、自分でこぐ必要がなくとても楽をしている。(もちろん、牽引されて走るだけでも、小学1年生にしてみれば大変なのかもしれないが。)しかし、出会う人からは一番「すごいね!」と褒められる。そんなこんなで、最近ちょっと調子にのっている節がある。

昨日も末っ子が、「繋がれていてもこいどるよ、ねえちゃんより、がんばっとう!!」と、姉なんかより自分が優れていると言って聞かない。あんまり生意気なので、どれぐらい大変か分からせるため、今日は札幌まで35km、自分で走ってもらうことにする。北海道まで来て、一度ぐらい自分で走らせたいし、今日は時間もあるのでいい機会だ!今日はその鼻っ柱をへし折ってやることにした。

漫画のような泣き顔と根性

事前にPCで確認し、簡単だと思っていた小樽から札幌までの35kmのルートは、思いのほかアップダウンが多い。途中、小さな峠を二つ越える……。

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始めは頑張ってこいでいた末っ子だが、やがて坂道が続きだすと「(自転車)押していっちゃだめ?」と聞いてくる。即答で「ダ メ!!」と返す自分。

この長旅のため、末っ子の自転車も姉と一緒に新調し、子供自転車にしては高価なルイガノの「簡単操作が可能なグリップシフト」が売りのJ206を購入した。しかしこの自転車、グリップシフトが硬く、ローギアは子供の握力では切り替えられない……。末っ子はしかたなく、2速固定で走っている。ただでさえタイヤ径が小さく、自分達と一緒に走るには不利なのに、軽い2速なので前に進まず大変だ。しかし今日は、走らせると決めたので頑張ってもらう。

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しばらくして(末っ子の後ろをついて走っていたので、気がつかなかったが)、坂道をこぐ末っ子の横顔を覗き込むと、頬が濡れている……。回り込み前に行って確認してみると、末っ子は涙と鼻水を垂れ流し、歯を食いしばって走っていた……。それは今まで見たことが無い泣き顔で、絵に描いた漫画のような泣きっ面だった(笑)。おかしくて吹き出しそうになったが、父のメンツを保つため、平然を装い走る……。末っ子は「意外に根性モノである……」
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気合と根性で自転車をこぐ末っ子
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長女はここぞとばかり、自分のペースで先を行き、スイスイ坂道をこいで行く。姉の実力の見せ時である。

白い恋人パークとジンギスカン

札幌市内に入り、アップダウンも少なくなった頃、道路沿いに、何やらお城のような、子供心をくすぐる「白い恋人パーク」が現れる。末っ子のスローペースを考えると、時間があまりなく休憩するには微妙な時間帯だったが、「この先も頑張る!」と末っ子が言うので、休憩がてらちょっと寄り道する。

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長女も自分と同意見で「先を急いだ方がいいんじゃない?」と末っ子に言う。そして「ココに何があるか、分かっとうと」と聞くと、末っ子は「うん、分かっとうよ、白い小人がおるんやろ?」末っ子は小人図鑑が大好きである……。
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館内でもヘルメットをかぶったままの2人。全然、気にならないらしい……。頑張ったので、特大パフェをご馳走!
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白い恋人パークを出発。その後も末っ子は頑張り、少し薄暗くなる頃、無事ホテルに到着した。今日は札幌大通公園横のビジネスホテル。35km無事完走!!
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夕食は札幌、狸小路の路地裏にある、子供連れで入るにはちょっと勇気がいる怪しげな店「アルコ」へ。カウンター席のみの小さなお店だが、炭火で焼くジンギスカンはおいしかった!

小樽→札幌 走行距離:35km。北海道親子自転車の旅 22日目を終える。

コメント

  1. しげ より:

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    がんばれ末っ子くん!