8/13 猛暑の中の原爆ドームと宿の真相 父娘夏休み自転車旅

宿泊予約の不安と女将の誤解

南下するにつれて暑さが猛烈さを増す。特にしまなみ海道から本州に入って、温度がぐっと上がった気がする。

しかしアップダウンは減ったので、体力的には楽になった。けれども、この暑さがどれくらい影響するかが読めないので、走行距離は短めに設定して宿を取る。お盆にも入るため、宿の予約は早めに、と朝の出発前に決定した。

ネットにもほとんど情報がなく、宿の画像の感じも決して良いとは言えなかったが、さらに追い討ちをかけたのが電話での宿の女将の対応だ。あまりにも高飛車な感じで、何度も「えっ」って聞き返してくるし、伝えた電話番号に対しても「本当にこの番号でいいの」と疑心暗鬼な態度。そして最後には「本当は、今日は休業しているんだけど」と言われ、ちょっとムッときたが、この時期宿が取れただけでもありがたいと気を取り直して予約した。不安は残る。

原爆ドームと40度の試練

午前中、広島市内の原爆ドームへ。観光客がすごく多く、記念公園の方はさらに人だかりになっていた。ご冥福を祈る人、写真を撮る人など様々だが、さすがにドームの前ではみんな厳かな雰囲気だ。

今日のような暑い日に、この空の上で原爆が爆発し、何の罪も無い市民が犠牲になったかと思うと、何ともいたたまれない気持ちになった。

imageimage

お昼はやっぱりこれ、お好み焼き。原爆ドームを後に、山口の錦帯橋へ向かう。途中2号線を南下していると、左手の海岸線に宮島が見えてきた。観光客の車が多く、他県ナンバーが目立ち渋滞していた。

時間は14時頃、一番暑くなる時間にさしかかる。手元の温度計は40度だ。ペダルを漕ぐ足も重く、なかなか前に進まずペースダウンする。

15時、錦帯橋に行くには岩国市から山手へ向かわないといけないが、この暑さではさすがに遠回りしていく気にはなれない。予定変更、宿へ向かうことにした。もう暑さを耐えしのぐだけで精一杯だ。

宿の真相と安堵

18時頃、宿へ到着。しかし看板はあるが宿が見えない……。よく見ると敷地の奥に、平屋の木造の、数十年まえのドライブインって感じの建屋がある。

朝、電話で「今日は閉まっているから、こられたら看板の下のボタンを押して」と言われていたので押してみた。しばらく経って、中から白髪の老婆が出てきた。

朝の電話の対応の訳がこれで飲み込めた。高飛車なのではなく、ご高齢だったのだ。

お部屋ももちろんご高齢。今どきこんな宿を探す方が難しいといった感じだ。しかし、屋根があって、空調が付いて、布団があれば充分幸せ。

今日も一日お疲れ様。

広島市—山口 岩国市 走行距離:64km。父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」19日目を終える。

コメント