書いている人

りょう(糸島市在住)

自然に囲まれ、心豊かに暮らすことを夢見て、スローライフを追求する50代。妻と3人の子供たちと共に、今の働き方や生き方を大胆に変え、人生を再デザイン中。このブログではその冒険の日々を綴っています。

物作りへの情熱は子供の頃から。図工が大好きで、プラモデルやラジコン作りに没頭した少年時代。技術を磨くために機械科を専攻し、手に職をつける道へ進みました。

最初の職場は産業機械の分野でしたが、よりワクワクする制御設計にキャリアをシフト。順調に仕事をこなしていた矢先、人生の大きな転機が訪れます。交通事故で脊髄損傷を負い、2年間の闘病生活を経験。しかし、その経験が新たな道を切り拓くきっかけとなりました。

2001年、30歳を目前に、思い切って脱サラ。クリエイティブな仕事を夢見て、当時革新的だったノンリニア編集に出会い、映像制作の世界へ飛び込みます。数年後には、福岡で自ら制作スタジオを立ち上げ、仲間と共にワクワクする映像作品を生み出す日々。物作りの熱意は、スタジオのリノベーションや建築にまで広がり、新しい挑戦に尽きません。

2008年、子育てを通じて「本当の豊かさとは?」という疑問が芽生え、さらに深く自然や持続可能な生き方に興味を持つように。そして、2011年の東日本大震災がその思いを決定的にしました。「自然の前で人間は無力だ」と痛感し、消費だけの生活から脱却し、持続可能な未来を切り拓きたいと強く感じたのです。

2012年、そんな思いを胸に独立10周年を迎え、映像スタジオを閉じ、ヨーロッパ10カ国を自転車で巡る単身旅へ。2ヶ月にわたるこの冒険で、自然エネルギーやエコロジーに積極的な国々を肌で感じ、自分も何か変えたいと強く思いました。帰国後は、その体験を活かし、家族と共にサスティナブルな生き方を実践することを決意。

2013年、日本人がかつて持っていたスローライフの知恵に惹かれ、古民家に注目。古民家鑑定士一級を取得し、古民家を活用した新しいライフスタイルやビジネスモデルを模索し始めました。

同時期、サスティナブルな暮らしを目指して鍼灸師の資格を取った妻をサポートし、鍼灸院の経営や子育てに奮闘しながら、自分たちの理想の生活を実現すべく、糸島への移住計画がスタートしました。

2018年、ついに5年越しに見つけた理想の土地で移住を開始! 1年の歳月をかけ雑木林を切り開き、自然素材を使ったセルフビルドの家作りがスタート。2019年5月にいよいよ家の建設に着手しました。

そして、2020年6月、ついに住める状態になり、家族全員で新生活をスタート。住みながらさらに家を完成させていくという、まさに自分たちらしいスローライフを送っています。

2022年10月、ついにセルフビルドの家が完成! その間に待望の長男が誕生し、糸島に鍼灸院もオープン。新たなステージへと歩み始めました。

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