最終日のトラブルと帰宅への執念
今朝は、この旅初めての雨だ。しかしこの猛暑、自転車で走る二人には、少々の雨は逆にありがたい。そう思っていたら、まるで自分たちのラストランを祝福するかのように、お昼には雨が上がった。
北九州のおじいちゃんおばあちゃんの家から、今日はいよいよ我が家のある福岡市へ。おじいちゃん、おばあちゃん、お兄さん夫婦、従兄弟に見送られ、お昼頃出発……のはずであったが……。
荷物を載せようと自転車を見ると、娘の自転車の後輪がまたパンク!しかもチューブ交換のためホイールを外していると、外れないはずのリアディレイラー部がポロリ……。よく見ると、ディレイラーの固定ボルトがない。

「こんな場所の固定ボルトが脱落するはずがない」と不安がよぎる。先日パンク修理でリアタイヤを交換してもらった際、外して取り付け忘れたか、締め付けが弱くて脱落したか?確証はないが、最終日にまたまたトラブル発生だ!
今回はおじいちゃん、おばあちゃんの家なので、最悪は宿には困らない。何泊でも泊めてもらえば済む。なんてことも頭をよぎったが、「今日帰りたい!今日帰らなければ」と思い直す。
幸いなことに、ハブのクイックリリースを締め付ければ一応ディレイラー部の固定はできるので、これで福岡までならなんとか走れる。また今回のパンクは、フレンチバルブのチューブによくあるスローパンクという現象。空気を補充しつつ走れば、走れるはずだ。
パンクの穴が極小で場所の特定ができず、仕方がないので、先日パンクしたチューブを修理して交換することに。穴が大きいので修理が効くか心配だったが、なんとか修理キットが効いたようだ。タイヤチューブを交換し、タイヤを取り付けディレイラーを固定。ガタツキ等もないようなので、これで走ることにする。
沿道でのサプライズ
出発が少々遅れ、14時頃。親戚みんなに見送られ、福岡まで69kmのラストランが始まる。
何度も車で走ったことがある3号線を福岡市に向けて走る。しかし、今まで車で走っていて全然気がつかなかったが、バイパスの一部は自転車通行が不可であった。福岡でもそんなところがあったんだと、今頃知る……。またアップダウンの道路を迂回したり、一部3号線を外れて走る。
15時頃、携帯の着信に気付き折り返してみると、福岡のおじいちゃんおばあちゃんからだった。どうやら娘の走る姿を一目見ようと沿道で待ち伏せしているらしい。娘には内緒にして先を急ぐ。

昨夜は遅くまで起きていたため、睡眠不足。旅の疲れがどっと押し寄せ、体が重い……。娘もスローペースでなかなか先へ進まない……。おじいちゃん、おばあちゃんがどこで待ち伏せしているか良く分からないが、こちらも走るので精一杯だ。
遠賀、岡垣、宗像を越え、ようやく福間付近へ。
感動のゴールと家族の愛
沿道におじいちゃん、おばあちゃんが現れた。驚く娘。
さらにその脇から、妹夫婦と従兄弟が出てくる!自分たちの到着の直前に着いたらしいが、おじいちゃんおばあちゃんも気付いていなかったらしく、ダブルサプライズだ!
おじいちゃん、おばあちゃん、妹夫婦、従兄弟から拍手喝采。なんと、おじいちゃんおばあちゃんからの電話があった時から2時間が経過していた。さらに電話の前からの時間を合わせると、3〜4時間待ちぼうけしていたことになる。感謝感激。孫を思う気持ちは、ものすごいと改めて感心する。
再会もつかの間、みんなに見送られ先を急ぐ。福岡市東区に入る。ここまでくれば射程圏内、もう一息だ。

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あたりはだんだん薄暗くなってきた。福岡市天神、街の明かりに見守られながら通過する。娘もようやく帰り道が分かる範囲に入ったようで、一気に足取りが軽くなる。自分の方が置いて行かれないように付いて行く。

六本松を抜け、我が家のあるマンションが見えてきた。妻と長女が「おかえりのタスキ」とカメラを持って待ち構えている。「おかえり〜」「ただいま!!」

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我が家についに到着!!!!!!!!!!!!!!!!
ついに、東京ー福岡間を自転車で走り抜き、22日間、総走行距離1,337kmを完走した!

福岡県北九州市-福岡市 走行距離:69Km
父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」最終日を終える。


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