朝から空は明るいが雨が降っている
ベルギー・オランダの辺りではこんな天気がよくあるそうだ。
今日泊まったホテルはあたり一面に畑が広がっている。
そのためかホテルの室内も窓を閉めているにも関わらず、肥やしの匂いがただよっている。
オランダは干拓により領土を拡大してきた歴史があるので、河川がかなり多い、
しかしその割に、かかっている橋が少ないらしい。
たしかに橋の付近は車の渋滞が目立つ。
今日、目指すのは世界遺産にも登録されているキンデルダイクにある風車群、
その後、ロッテルダムをぬけ、実質的な国の中心地デン・ハーグに泊まる予定。
しかし少々問題発生である。
昨日ルートを再度確認すると
最短距離でキンデルダイクに行くつもりで、川の手前にあるこのホテルに泊まったのだが
今日向かう3Km先にある橋を渡る予定だったが、ハイウェイ専用の橋らしく自転車は通れないとの事
GPSナビは通常、自転車が通れるところだけをルートに表示するはずだが、どうやら誤認識したようだ。
迂回ルートでまわると迂回だけで70km程距離がある・・・
さすがに70Kmの迂回はきついので、ちょうど列車が近くを通っていて川を越えるようなので
自転車を列車に乗せ、橋を越えることにする。
出発駅と到着駅の名前をグーグルマップから書きとめる
朝、雨が止み、出発。
駅は2km先にあるので、すぐに駅に着いた、しかし人が誰もいない・・・
しばらくすると二人組みの女性がやってきたので、たずねてみるが、うまく話せず、
二人は駅の名前を知らないらしい、また二人が言っていることも良く分からず、困ってしまう。
二人は列車の時間があるのでと言って行ってしまった。
二人が言うにはどうもこの駅からは自分が書いた駅には行かないといっているようで
街の方にある駅からじゃないとダメだといっている様子。
今は地図も持っていないため、GPSの入力データのみが頼りの綱、
街の駅までは今の状況では行けない・・・
でも昨日グーグルマップで確認した感じだとこの駅は川の手前にある駅なので
とりあえず次の駅までいければ、橋はクリアできるはず、一駅だけ乗車することにする。
次にきたアジア系のおばちゃんに次の駅までのキップの買い方を教えてもらう。
しかし、バイクのキップの買い方は分からないといっている。
しょうがないのでとりあえず通常のキップのみ購入し、後は車内で購入しようと思っていたら
駅の掃除のおじさんが来たのでたずねてみる。
おじさんは操作してキップを選んでくれた、しかし今度は小銭がなく
キップを購入できない・・・
5ユーロ札しかないとおじさんに言うと、「ちょっとまってろ」と車へ
コインを持って帰ってきた。おじさんが両替してくれて無事キップを購入。
一駅なのであっという間に着く。
GPSを起動させると、かなりルートからそれている。
しかし、川はこえているようだ、でも画面を見て、ハッとした
川はあと3つ程越えないと行けない・・・
他の川は自転車で渡れるのだろうか・・・・不安がよぎる・・・・
でも、しょうがない、取り合えず、行ってみる事にする。
ルートがそれているので、とりあえずGPSの方向を頼りに進む。
オランダは結構道が整備されているので、行きたい方向に道がある場合が多いので、
引き返すことが少なくてすむ。
まず最初の橋の方角へ進む、何度か行ったりきたりしたが橋が見えてきた
ちょうど渡っている自転車が見えたのでホッとする。
1つ目クリア
GPSのルート上に戻ったので、ルートに沿って進む。
2つ目の橋も無事クリア
3つ目の橋も無事クリア
なんとか無事に進むことができた。いよいよ風車郡のあるキンデルダイクへ
オランダといえばやっぱり風車、風車の付近はサイクルロードも完備されている。
到着し入り口らしいところを通過する。有料かと思ったら無料で通れるらしい・・・
キンデルダイクは街の中にぽっかりと自然が残されている地域だ。
風車と乳牛
風車と私
風車の写真を撮っていると、おばちゃんが「写真撮ってあげようか」といってくれたので
お言葉に甘え撮ってもらった。
後からおじちゃんもやってきてどこから来たというので
「JAPANだ」と答える
「どこの町だ東京か」と言ってきたので
「福岡だ」と答えるとふたりは知らない様子・・・
雨が降ってきたので、次の目的地へ急ぐ。
ロッテルダム到着
団地のようだが日本と違ってなんともかわいらしい
GPSのルートを見るとルートが遠回りしていたので
直線距離のルートを見つけたので、そちらに行ってみる。
うまくショートカットができた。
またGPSが遠回りしている、しかし今度は結構距離が大きいが直線ルートがありそうなので
そちらに進む、なんとかうまく目的地のデンハーグに近づいてきたが、目的地の付近は
ハイウェイの大きなジャンクションになっていて、なかなか目的の方角へいけない・・・
1Km程行っては戻りのくり返し・・・
やっとハイウェイを越えたと思ったら今度は河川に邪魔をされ、向こう岸へ渡れない
橋はかなり先の方にしかない・・・
やっとのことでホテルに到着、しかしホテルを見て愕然とする!
ホテルは工事中! 入り口はベニア板で閉ざされている・・・
たしかに昨日予約を入れて支払いも済ませている。
小さく看板「←reception」が目に入る。
矢印の方へ行ってみる、仮設の受付があった
どうやらホテルは営業中らしい、びっくりさせられた・・・
最後の最後まで何があるか分からない一日だった。
デン・ハーグ
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オランダ 快晴
快晴
今日はベルギーからオランダへ、自転車で走る。
途中アントワープという街を見ていく予定だったが
ナビに通過点としか登録していなかったため
良く分からず通り過ぎてしまった・・・
大きな街は立体道路や、工事中だったり、道が新しくなっていたりするので
ナビ通りに行けないこともあり、少々迷ってしまう時がある
今回も抜け出すのに時間がかかってしまった。
いつも走っていて思うのだが、トイレがどこにでも無いのがやっぱり不便である。
トイレを借りるためスタンドやお店にはいると、そこでまたお茶したり、
ジュースを買ったりしないといけないので
結局また、すぐにトイレに行きたくなる、このくり返しだ。
山の中を走る時はその辺ですませればいいが、市街地の場合はそうもいかない。
いつの間にかオランダへ入ったようだ、若干雰囲気が変わった
国境の表示は特に無いようだった、今思えばあの看板だったかなと思うぐらいの国境だった。
ベルギー・オランダは本当に坂が無い・・・
自転車で走るのが今までと比べるてかなり楽。
幹線道路沿いの自転車道ばかり走るせいか
ドイツやスイスに比べると自転車でサイクリングしている人は少ない。
オランダに入ると河川・クリーク?が目に付くようになった。
今日は天気もいいので大草原の緑に青空の青がとても綺麗だ
自転車専用道に入るとサイクリングの人たちに良く出くわした
子ども達も先週から夏休みに入ったので、家族でサイクリングしている人が目立つ
ヨーロッパでは、日本では考えられない老人が自転車に乗っている
電動車椅子と電動自転車でサイクリングする夫婦
とても微笑ましい感じがした。
今日の宿はハイウェイ沿いにあるホテル
周辺に食事をするところはトラックターミナルのレストランだけなので
ここで食事をする。
メニューをみる。もちろん英語なので、なんとなくしか分からない。
写真付きのページがあったのでこの中から注文しようかと思ったが
1プレート内容の割りに価格が異様に高い気がする・・・
よく見てみると文字のみのメニューページの方が内容も豪華なようだ。
ポークとオニオンフライのなんちゃらかんちゃらセットにする。
水を注文するより、ビールの方が安いのでビールを注文!!
ポークのこぶし大のレバーが2つ、カロリー高そう!! でもうまかった!!
ホテルに戻って、明日の準備、ネットで明日の予定やホテルの予約をする。
のどが渇いたので自動販売機でジュース(1,75ユーロ)を買おうと2ユーロ入れると
お釣りがジャラジャラでてきた。「どんだけ細かくなって出てくるんだ」と思いつつ
手にとって見ると、50セントが6枚と2セントが2枚と・・・・
入れた分以上に帰ってきた。ラッキー!!
こんなこともあるもんである。くれるものはもらっておくことに
この間スイスでお釣りが出てこなかった分がオランダで利し付きで帰ってきた。
今日は気持ち良く眠れそう(笑)
ベルギー、ブリュッセルへ
北欧に行く前にベルギーとオランダに寄り道
ベルギー、オランダともに地形がなだらかで高低差が無いため(ベルギーは南部に山があるが)
自転車が非常に多い国。
フランクフルトからベルギーの首都ブリュッセルまでは
ICEの直行便で3時間20分、列車の旅
ベルギー入国!!
ブリュッセルの駅周辺も治安が悪いらしいが
ヨーロッパの主要な都市、駅周辺はどこも治安が悪いようだ。
気をつけていれば、そんなに怖いことも無い。
駅を出て自転車を組み立て出発。
ブリュッセルの観光名所は駅から3Kmほどのところにあるグランプラス広場
ここを経由して今日の宿泊地のメヘレンへ向かう。(25km)
お昼を食べそこね、出発するが、さすがに朝、アップルパイをひとつ食べただけなので
腹が減る。通りにあったお店でワッフルを買って食べる。
ベルギーの道はとても走りやすそうだ。道路の横に自転車専用道を設けてある。
そして坂がない、メヘレンへ向かう途中にあった坂と言えば
立体道路で橋になっている所を。上ったぐらいだ。
今まで、回ってきた国はこれでもか、というぐらい坂道があったので、すごく不思議な感じだ。
ずっと平坦な道が続いている。
メヘレン到着。小さな町かと思ったら以外に活気があり人で賑わっていた。
教会の前の広場には移動遊園地?が来ていてよりにぎやかになっている。
ベルギーも町の至る所に古い建物が立ち並でいる。
夜ホテルでブログを書いていると壁に小さな黒い点が
よく見るとアカイエ蚊である。家屋の中に住みつき、夜中に活動し吸血するたちの悪い蚊でる。
足が痒いと思っていたらどうやらこいつの仕業のようだ
ふと天井を見ると、さらに5,6匹、止まっている!!
幸いに室内の壁の色が白く見つけやすかったのでなんとか退治
3、4匹がすでに血を吸っており、
さらにカーテンなどをはたくとまた数匹でてきた。
しばらく格闘がつづく・・・
今日の夜は眠れるか心配。。。。
フランクフルト デメタービオ農場見学
今朝起きると、右肩・首にかけてが痛い
筋肉痛かなと思って自分でマッサージを試みるが、どうも変な感じ
鏡越しに見てみると、どうやら昨日、自転車を長い時間担いだせいで
内出血のような感じになっていた。
見た目は若く見られるが、残念ながら身体は年相応のようだ。
今日は、新原さんから教えていただいた
ドイツでも大きなビオ農場のひとつであるデメタービオ農場に見学へいく
フランクフルトから郊外へ約10kmのところにある農場だ。
朝から雨であったが、自転車で出発。
ナビのおかげで迷うことなく11:30頃、到着
農場には、Bioストアやカフェも併設されており、
お客さんや農場の人たちで、にぎやかな感じ
日本人の澤田さん、小野さんという方がいると聞いていたので
たずねてみることに
日本人らしき男性がストアにいたので「こんにちは」と話しかけてみる
反応なし・・・
どうやら人違いのようである。
今度は日本人らしい女性が子どもを連れて歩いていたので
「こんにちは」と声をかける
「ハロー」と帰ってきた。
また、人違いである。
仕方がないので白人男性へたずねてみる。
「日本人のスタッフね」みたいな反応。
どうやら知っているようだが、どこにいるか考えている様子。
周りの人にも聞いている。しばらくして、
「こっちだ付いて来い」というのでついて行く
パン工房へ
そこには日本人男性の澤田さんという方がいた。
急な訪問にも関わらず仕事が終わった後なら
案内してくれるというので、お言葉に甘え待たせていただくことに
ちょうどお昼時だったので、併設されているカフェで昼食
もちろんBioで作られたものだ。
客のおじさんたちがおいしそうに食べている
ジャガイモのサワークリームを注文
ドイツ人はこれが大好きだそうだ。
(食べかけで写真写りが微妙・・・)
1時間半後、澤田さんともう一人の日本人女性がやってきた。
話しに伺っていた小野さんだった。
二人ともパン職人として働いているらしい。
朝早くから徹夜明けのところ、親切に案内してもらった。
このデメタービオ農場は
ルドルフ・シュタイナーというオーストリアの思想家の考えで始まった
ビオ農場で「バイオダイナミック農法」と言う方法で運営されているらしい。
シュタイナーの農業理念に基づいて設立されたドイツ最古の認証機関であり
デメター(demeter)は有機農法の連盟の中でも代表的な団体であり、
厳格な検査によって、バイオダイナミック農法の商標の認証を行っているとのこと
植物だけではなく牛や豚、鳥など家畜も飼育し、排泄物などを堆肥にし
循環させているらしい。
このほかにもいろいろなことを教えていただき農場内を案内してもらった。
この農場には世界からBioを学ぶ若者が後を絶たないとのことで
若い人たちも多く、活気に満ちていた。
8時間半の列車の旅
昨日の夜中から、
雷が鳴り出し雨が激しく降り、今朝は収まったように思えたが
出発しようとするとまた雷が鳴り出し雨が降ってきた・・・
幸先の悪い出足である。
駅に早めに着き準備を整えたいので
朝食を食べずに出発。
自転車を分解し、インフォメーションカウンターでチケットを買うが
今日のスタッフは不親切・・・
乗り場を聞くと上のフロアーで確認しろという。
10minがどうのとかいっていたが乗り場まで10minぐらいかかるというのか?
上のフロアーに行き、掲示板を見ても乗り場が表示されていない・・・
数字以外の文字が書いているので、もしかしたら違う場所?
などと思いながら少し焦る。
出発まで40分あるが、ぼやぼやしていたら乗り遅れてしまう。
とりあえず駅のホームへ、
片っ端からあたってみるがどこにも書いていない
もう一度掲示板のところへ戻り、場所らしき文字を書き写す、
数秒おきに文字が替わっていくのでなかなか書き込めない。
ふと、冷静になりよく見ると英語表記のプラットホームの文字が、どうやら、
時間の迫っているものはプラットホームのナンバーが表示されるが
時間に余裕があるものはまだ表記されていない様子。
少し待って様子を見てみることに・・・
待つこと10分、アナウンスとともにプラットホームナンバーの表示が
どうやらプラットホームの場所はあらかじめ決まってないようだ。
スタッフもここで表示されるのを待って確認しろといっていたようだ
もう少し説明して欲しかったが、自分の聞き取りが悪かったようだ。
何とか列車に乗り込む。
列車は6人がけの個室になっている。自転車を置くスペースも無いので
個室内に入れる、幸いなことに始発駅らしく、車内は空いていた。
途中の駅で年配の女性が乗り込んできた。
自転車を置いている「窓側の席に座っていいか」と聞いてきた。
私も自転車に乗ってきたとカバンの中から
ヘルメットを取り出し見せてくれる。
一人で3日間程、自転車旅行していたそうだ。
どうやらこちらでは普通の事らしい
旦那さんは自転車に乗るのは疲れるので好きじゃないそうだ。
彼女は自然を感じられるので自転車が大好きだそうだ。
夢はドナウ川を海まで走ることだそうだ。でも年齢がと、気にしていた。
「あなたは勉強にヨーロッパに来たのか」と聞かれ
「2ヶ月も旅行して、お金は親が出してくれるのか」みたいなことを聞かれたので
「私は38歳だ」と年齢を言うとびっくりして18歳かと思ったみたいなことを言われた(笑)
子どもの写真を見せると納得した様子。
彼女は「チンセイジュツ」とかいう日本の東洋医学?を勉強していると言っていた
家にも日本人のホームステイを受け入れたことがあるといっていたので
どうやら親日家のドイツ人のようだ。
乗り換えまでの4時間ちょっと
家族のことや環境・エネルギー・Bioのことなど会話する。
ちょっと込み入った複雑な事は話せないのが残念・・・
列車を乗り換える
乗り換えの列車は同じホームから、今度はスムーズに乗車
車内は結構込み合っている。
自分の乗った車両は指定席の車両みたいだが
どうやら空いていれば座って良いらしい。
予約されている席は席の上に表示サインがつくようになっているようだ。
言葉が通じないと、ちょっとした勝手が異なるだけで大変だ。
プラハいいね~
今日は世界遺産にも登録されている
プラハの街並みを見学する。
この旅初めてのゆっくりした観光だ
チェコは音楽の街、美術の街、建築の街、そしてビールの街
個人ビール消費量世界一の国。
他にもアニメーションでも有名で
その世界観は自分もとても好きなので
芸術的文化にも興味が湧く
一日ゆっくり見てまわりたいので
街並みをぶらりと見てまわることにする。
カレル橋を通り、丘の上のプラハ城へ
今までの生活は仕事上、
朝から晩まで毎日パソコンの前に座っていたが
この旅で体を動かすようになり
体の代謝がとても良くなった。
体も軽くなった気がする。
やっぱり人間体を動かさないといけないと実感
しかし今日は朝からとても暑い・・・
歩いているだけで汗が出る。
1.5Lのペットボトルをもって歩いている人たちが多い
若い女性がコーラの1.5Lを持って歩いてたりする。
朝10時頃出発、連泊できなかったので
今日宿泊するホテルへ荷物を預けてから
出発しようと思う。
今日のホテルは朝食付き約4000円
事前にネットで予約すれば、比較的安く
ホテルを見つけることができ、かつ
GPSに住所を入力しておけば探す手間も省けて大変便利だ。
だが今日のホテルは表にホテルの看板が無く
ちょっと見つけるのに手間取った・・・
外から見た感じはただの寂れた建物なのだが
建物の中はこじゃれたシティーホテルという感じ。
(中に入るまではちょっとドキドキした・・・)
荷物を預け、いざ観光へ
自転車で向かったが道も悪いので結局押して歩くことに
土曜日ということもあり朝から観光客でいっぱいだ
カレル橋の上では露天商のようなお店がたくさん
アクセサリーや絵画、絵描きの店、演奏する人たちなど
アートな店が並んでいる。
カレル橋を渡り、丘の上のプラハ城へ向かう
お城までの通りも飲食店やお土産屋さんで賑わっている。
プラハ城は現在、大統領府の置かれているところで
入り口には門番の衛兵さんが立っているのだが
ピクリともしないのでみんなその横で記念写真を撮っていた。(笑)
下りながら途中で昼食に
観光地でありながら、スープ・パスタ・サラダセットにビール頼んで
230ck,現在1ckが約4円なので1000円かからない計算
チェコは飲食代が安く、懐にエコロジー(笑)
お土産屋さんを覗いてみるとアートなかわいい小物がたくさん
買ってかえりたいが、荷物の事を考えると買えないのが残念・・・
帰り道に年配の日本人のご夫婦から声をかけられる
自分が「こんにちは」と返すとちょっとびっくりしていたが・・・
横浜から来られているご夫婦で
ご主人が偶然、市民団体の副代表をされている方だった。
奥さんは自分の事を大学生ぐらいだと思ったらしく
「お母さんも心配しているでしょう」って言われてしまった。(笑)
この年になると若く見られるのもちょっとうれしい・・・・
また旅先で同じ日本人から声をかけられるのはうれしいものだ。
また、ご縁があればいいなぁと思いながら
すこし環境の話しなどし、挨拶して別れる。
ホテルへ帰る前に、恒例のスーパーマーケットに立ち寄る
スーパーはその街の情報を仕入れるのにとっても勉強になるので
できるだけ見てまわるようにしている。
スーパー見学を終え、夕食を買っていざ帰ろうと、GPSを
作動させるが電源が入らない・・・・
どうやらバッテリーが切れた模様
プラハの街並みは同じような古い建物が所狭しと立ち並んでいるので
ホテルの方角が分からない
夕方になっても日が長いので暑さはさらに増し、蒸し暑い・・・
たぶん30℃は軽く越えていると思う。
散水車のトラックが道に雨を降らしまくっている。
油断すると水をぶちまけられる・・・
自分のカンをたよりに進んでみるが、どうも違う通りの様子。
あちらこちらに歩き回り見覚えのある道にでたので
記憶をたどりに今朝来た道を戻っていく。
なんとか無事にホテルに到着。
デジタルガジェットに支えられている私である・・・
ブルノから首都プラハまで列車の旅
朝、出発まで時間があったのでゆっくりしていると
出るのが遅くなってしまった。
駅に着き、自転車を分解、輪行バックに収納
時間を見ると列車の発車時刻まで後5分、キップも買っていない!!
重たいカバンと自転車を両肩に担ぎ
駅の長い通路を急ぎチケットを購入、駅のホームへ
車掌さんが笛を吹き出発の合図!
急いで電車に飛び乗る。危なかったセーフ!!(汗がどっと噴出す。)
チェコ第二の都市ブルノから首都プラハまでは
電車で2時間40分かかる。
列車内で今後のスケジュール練り直す。
チェコの次はドイツを横断しベルギーへと向かう予定だ
だがその前に先日、新原さんに教えてもらったドイツ、フランクフルトにあるビオ農園を尋ねてみようと思う。
新原さんはドイツでの研修・メッセ訪問・企業訪問のコーディネートの会社をされている方で
製パン・製菓関係を専門にされています。
http://meisterin-yuko.de/
(HP上の記事でBioの事を書かれていたので、仕事としてされているとは知らず
強引なメールをしてしまったが、ご親切にアドバイスをいただけた。)
しかし、明日、明後日は休日なので農園もお休みだろう・・・
予定よりも1日長くプラハに滞在してフランクフルトに向かうことに
プラハに到着、駅を出て自転車を組み立てる
自転車の分解・組み立ても手馴れてきた。
首都のプラハも自転車で走るには車といい、道路といい、ちょっと厳しい感じ・・・
プラハは街のいたるところに古い建物が立ち並び
街全体が世界遺産に登録されている
明日はゆっくりプラハの街を散策
チェコへ
今日はチェコ共和国、第二の都市ブルノへ向かう
チェコへ入って驚いたのは道路の状態が非常に悪く、車の運転がとても荒い
アスファルトにはなっているのだが、つぎはぎだらけでデコボコになっている
田舎の方だけなのかと思っていたが
大きな通りもそんな状態で自転車ではとても走りにくい。
すれ違う自転車はいない・・・
幹線道路などにも自転車道が無く、
しかもそんな道路を猛スピードで車が走り抜けていく
遅い車はどんどん追い抜かされるが
対面で自分が走っているにも関わらず対向車が猛スピードで追い抜きをかけ
自分の横をすり抜けていくときはかなり怖い・・・
チェコに入ってブルノまでは70Kmだったが
肥やしの匂いが漂うパッチワークの畑が、一面にどこまでも広がる
ネイチャワールドだった。
こんなところを猛スピードの自動車が走っているので
道端には無数の小動物の屍が転がっていた
自分もこうならないように気をつけながら走る・・・
大きなひまわり畑がとても綺麗だった。
たまにある街は
少し寂れた感じで建物もくたびれた感じのものが目立った。
でもそんな場所に大きなソーラーエネルギー施設がちらほらとあり
違和感があった。
あまり治安は悪くないと聞いていたが
お店などの窓枠には鉄格子が頑丈な門扉がされていたりと
ちょっとどきどきする感じ
やっぱり国境は無くても、国が替わればこんなに違うと改めて実感
人々もすれ違っても目を合わせない人が多く、挨拶することがなかった。
チェコは一昔前は警察国家で密告が奨励され、人々は相互不信に陥った時代があったらしい
そういったことも影響があるのかも知れない。
でもお店なんかは愛想良かった。
チェコは自国通貨(コルナ)なのだが、うっかり両替し忘れて
お昼のメニューを頼んでしまったが、ユーロでなんとか対応してくれた
ファーストフード店のようなところで焼きソバのようなものを食べたが
ボリューム大でペットボトルのジュースとあわせて4ユーロ
物価が安いようだ
ホテルに到着、スタッフの対応も良く部屋の状態も良かった
明日はプラハにいくので、駅まで行き、時刻表を手に入れる。
ブルノの駅にもBioショップがあった。
ウィーンはアーティステイック!!
朝起きて、なにやら黒く小さなものが動いているな~と思ったら!
アリの大群!しかも自分のバック目指して歩いているではないか!!
バックの中はアリだらけ!
どこから入ってきたのか?
さすが安ホテル・・・
バックにはお菓子が入っていたので、それに集まったようだ。
寝ている間に自分に寄ってこなくてよかった・・・
今日は午前中、ウィーン市内を見て周り、その後チェコを目指して北上の予定
今日宿泊のホテルまで102km、ちょっと遠いので朝8:00出発
(アリの巣からも早く脱出したかったけど・・・)
ウィーンの街は彫刻の様な建物が多く街全体がすごくアーティステイック!!
大きな都市になると、スラムのような場所が目に付くが
ウィーンでは目に付かず、街全体が比較的綺麗な印象
朝早くからすでに街のいたる所では観光客でぎわっていた。
ウィーンにもトラムがあり、自転車用の信号機やサインが充実していた
レンタサイクルもあった
街をぬけ郊外へ走る
今日はとても天気が良く、走っていても気持ちがいい!!
郊外の街並みもカラフルで明るい感じ
また街の入り口には石造が立っている所が多い
この辺も芸術の国オーストリアだからなのかも知れない
走っていると風力発電やソーラー発電も目に付いた
今日は天気は良く、とても気持ちよかったが
向かい風で強く、前に進むのが大変だった
北部の郊外はパッチワークの景色がつづく・・・
おばちゃんが庭でレオタードのような水着をきて、芝刈り機を動かしていた
トラクターを運転するお父さん、トラクターの壁の部分に車用のベビーシートを固定し
赤ちゃんを乗せ走っていた。(写真を撮れなかったのが残念)
オーストリアは街の雰囲気も日本に似ている感じがして
料理も比較的美味しく親近感がわく
郊外に行くと自転車道路は無いが他の国よりスピードが遅いのでなんとか走れる。
今日の宿は先日泊まったjufaっていう系列のホテルまた泊まる。
ここは設備も良く、オシャレでしかも安い!!!
たまたま行く方角に偶然発見!ひそかにマイブームになっている
ウィーンへ向けてオーストリア横断
ウィーンまで6時間ちょっとのオーストリア横断列車の旅(距離710Km
)
これだけ走って日本円で6200円ぐらい、お得です!
ここ2、3日山越えの連続だったので、今日は体を休め車窓の窓からを楽しむことに!!
山や谷間、トンネルを抜けウィーンへ
列車の道中、車内禁煙でタバコが吸えない人が停車駅での短い停車時間に降りて吸っていたが
一人、油断してドアを閉められ、慌てふためいていた(笑)
あのお兄ちゃんは乗れたかなぁ~
オーストリアの山中の住宅の屋根にも
ソーラーエネルギーがついていた
ウィーンへ近づくと風力発電の風車も回っていた。
今日の安宿、ウィーンという場所でありながら3446円
最近はネットでホテル検索サイトを使い前日に予約することに
(GPSナビの使い方、クセを把握し、旅行程が立てやすくなったので)
ウィーンで見つけたBio専門ストアー
ドイツより品揃えは落ちるがそれでもすごい品数
オーストリアでもBioが人気!?