投稿者「ryoiga」のアーカイブ

8/1 天竜川そばのキャンプ場を目指すが 「父娘夏休み自転車の旅2016」

今日は60Km先にある天竜川そばのキャンプ場を目指す。
チェックインが17時 頑張ればなんとか間に合う距離
激安ホテルの朝食を済ませ9:00出発
とにかく今日はひたすら走ってキャンプインを目指す。
しかし途中、2度程、峠を越えなければいけない
標高200m程度なのでたいした事ないと思っていたが
やっぱり峠越えは堪える。

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自転車のギアを1番軽くし、ゆっくりと一漕ぎ一漕ぎ進む、

末っ子も必死で漕いでいる。

途中水分補給を何度もしながら進む
しかしこの暑さなので、末っ子が「頭が痛いと言い出した」
熱中症?そう思ったが頂上まであと少し、下りになれば、楽になるはずと
勇気付けながら、前に進む。
やっとの事で頂上到着、末っ子の顔からは汗が滴り落ち放心状態。

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下りを一気に降りていくと前方にまた上りがある
今度の上りはたいした事がなさそうだ。
トンネルを潜り

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ルートマップではそろそろ海沿いにでるはず
しかし、その後もアップダウンを繰り返し
やっとのことで平坦な道に降りてくる。
前半頑張ったおかげで
ここまでずいぶん早いペースでくる事ができた
お昼時なので昼食にしたいところだが
そんな時に限ってお店が見当たらない
1時間ほど走っても見つからず
このままではスタミナ切れになりそうだったので

非常食と思って買って置いたカロリーメイトをほお張る。

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旅路を急ぐ
今日のゴール、キャンプ場に近づきホッとひと安心と休憩していると
さっきのまで晴れていた空がどんよりしてきた
天気予報を確認すると夕方から雨マーク!!!!!!!!!!!!!
しかも大雨雷注意報が出ている・・・
するとタイミングよく空もゴロゴロ言い出した・・・
「え〜うそー」
今日こそはキャンプと思っていたのに・・・
少しぐらいの雨ならキャンプも問題ないが
注意報が出ている中でキャンプは辛い。
仕方なくいつものビジネスホテルに泊まる事に
時間的にもう少し余裕があるので浜松周辺の宿を探し予約する
雨がチラついてくる中、きょうの宿へ向かう。

 

西焼津ー天竜川(竜洋海洋公園キャンプ場)ー浜松

9:00出発〜16:10到着

走行距離 約70,3Km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

7/31 いちご海岸通り 登呂遺跡 そして10kmロス 「父娘夏休み自転車の旅2016」

今日も快晴

今朝の朝食は、外食ばかりでお通じが悪くなるのを防ぐ為

キュウリ1本とトマトと桃、1個
馬の様に朝食を食べ、自転車のセッティングに手間取り
少々遅いスタートとなる。

しかし、今日の走行予定は40km程度と少し短い
牧之原市にあるキャンプ場を目指す。

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まずは海沿いのルートで焼津に向かう
しばらく進むと「いちご海岸通り」と書かれたサインが目に入る
いちごのビニールハウスが道路沿いに立ち並び直売所が併設されている
せっかくなので休憩がてら寄り道
今の時期はさすがに生イチゴは置いてなかったので
イチゴソフトをいただく

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いちご畑の上には、断崖絶壁の山がありその上の方には社が見える
ここは久能東照宮と言って、徳川家康が埋葬されている所らしい
晩年をこの地で過ごした家康の遺言でこの地に埋葬されたらしい
家康と言えば、日光東照宮が有名だが、この地が本家本元らしい
とイチゴソフトのおばちゃんが言っていた。

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「社まではこの裏の1???段の階段で上がれるよ」
と言われたが、末っ子もあまり興味なさそうだったので
今回はやめておく事にする。
走りながらしばらくすると、末っ子が
「徳川家康は今の有名人でいうとどんな感じ」
と聞いてきたので
「天下統一した人なんで、今だと安倍総理と天皇陛下を足した感じ」
と答えておいた。
すると末っ子が「やっぱり行っておけば良かった」とボソっと言い出した。

以外とミーハーである

そして時すでに遅しである。
さすがにここまで進んで引き返すのは自転車の場合チョットつらい
今回諦めてもらうことに
その代わりと言っては何だが
この先のルート沿いにある登呂遺跡による事とする
小学5年ではまだ歴史は学んで無いらしく
あまりピンと来ていない様だが
この先歴史で学ぶだろうからいい機会

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再現された集落や水田 、そして屋内の展示施設を見て回る
ちょうどお昼頃だったので近くで昼食を取り
再スタート

静岡の道路は福岡とは違い、結構自転車走行不可の道路が多い
登呂遺跡のある駿河区から焼津へ向うには海沿いのルートと山沿いの1号線しかないらしい、

先日1号線のルートでバイパスに繋がり
自転車通行不可だったので、今度は海沿いのルートと思い
進んで行くこと約5km、何だか不穏な空気
家の前でくつろいでいる人を見つけ尋ねてみると
やっぱり・・・
この先は自転車では通ることができないらしい 「ガーン!」
引き戻り再度1号線の山道のルートへ、上がっていくと

対向車の自転車がやってくる

よび止めてこの先のルートを聞いてみると
意外な答えが返ってきた
「この先のルートはトンネルがあり、トンネルは自転車通行不可なので
脇道の旧道(峠道)を上がっていくしかない」というのだ
本当に自転車に優しい道ばかりだとボヤきながら
山道を進む。
問題のトンネルが近づいてきた。
しかし近づいてよく見ると、道路の脇の草の茂った所に
どうやら歩道らしきスペースがある。
しっかりとした歩道が整備されていたのである。

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いったいさっきの話はなんなのか?
そう思いながら長いトンネルを通過
長いトンネルなので、ガスよけにバンダナを口に
巻きつけ通過する。

峠道を通らなくて良かったと一安心
無事トンネルを抜け藤枝方面に降りていく
すると岡部宿という宿場町に到着、少し休憩

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今度は宇治金時かき氷、食べ物を与えるとすぐに上機嫌になる末っ子
今日は走行距離少なめ40km程度だったのでキャンプ場には問題なく到着するだろうと思っていたが10kmもロスしたので時間的に間に合わず、またもや近くのビジネスホテルにお世話になることに・・・

静岡 清水ー焼津 走行距離約48Km  (10Kmロス)

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

7/30 富士山ご対面 富士宮やきそば 「父娘夏休み自転車の旅2016」

天気:快晴

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昨日は雲に覆われて見えなかった富士山
今朝は澄み渡る青空の中、ご対面
富士山と言えば雪帽子を被ったイメージだが
夏の茶褐色の富士山もなかなか神々しい

(お昼からはまた雲がかかる。地元の人いわく、だいたいいつもこんな感じらしい、今朝見えたのはどうやらラッキーだった様子)

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今回の旅はキャンプ泊も想定していたため
以前よりも荷物多めで2人で30〜40kgの荷物を積んでいる
(それでもウルトラライトな装備をチョイスしているのだが・・・)
昨日の様な峠越えは重さがモロにこたえる

また男1人旅ならどうって事無いが
昨日の様なパンツ事件があると小学生と言えど、娘を持つ親としては
もう少し考えて行動しないとと反省・・・
キャンプ場が利用出来ればもう少しは安全だろうが
都合良くルート場にとなかなかそうはいかない
またキャンプ場のチェックインは通常16時までと早めの設定のため
キャンプ場の利用は現実的には難しい・・・
そんな中、使うか使わないか分からない装備を持ってても
仕方が無いので、必要最低限の物を
もう一度洗い出し不要な物をホテルから宅急便で送り返す事に
これで10kgぐらい減量でき随分身軽に行動できる様になった。

末っ子は昨日の走りがこたえた様で
「動くだけで脚が痛い」とぼやいている。

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裾野市を後に海沿いまで一気に下っていく、海風が心地良い

お昼ごはんは、末っ子要望、B級グルメでお馴染みの「富士宮焼きそば」と行きたいところだが

富士宮に行くには、浜まで降りてきているのでまた上らないといけない

この辺が自転車旅の辛いところ、昨日の走りで、坂道は当分カンベンと言うことで

ルート沿いの富士市で焼きそば屋さんを見つけ、そのお店へ向かう

向かった先のお店は、住宅地にある家を改築した、こじんまりとした店「よしだ」

気の良いおばちゃんが切り盛りしていて、お客さんも和気あいあい

今日は遠方からのお客様が多いらしく、しかも常連さん達の様子

おばちゃんお勧めのミックス卵入り焼きそばを食べる

 

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おばちゃんもお客さんからも気さくに話しかけられ

東京ー福岡を自転車で走る事を伝えると、良い経験になるよと励まされる。

お客さんの1人に今後のルートを相談すると

ナビには表示されない、海沿いのルートがあることが判明

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また、この辺は東海道なので宿場町を通ると良いよと教えられ

また、この先の清水にはちびまる子ちゃんランドがあるよと

末っ子耳寄り情報にニンマリ

当然次の目的地はちびまる子ちゃんランドに決定し、再出発!

静岡は横に長細く、国道1号線がつっきっているが一部バイパスで自転車通行ができない

できないならできないで、代わりの道が表示されていればいいのだが

自転車道の整備が遅れている日本ではそんな事もあるはずも無く

地図とにらめっこしながら海沿いのルートを探す

車の場合ならルートを間違っても直ぐに引き返せば済むが

人力の自転車の場合、そう簡単では無い。時間的にも体力的にもロスが大きい

そうこうしていると、地元のサイクリストが通り過ぎる

後ろから強引に声をかけ、道を尋ねると

人の良いお兄さんで、分かりにくいところがあるらしく、

途中まで一緒に道案内をしてくれる事に

お兄さんはなんでもこの先である花火大会に行く途中らしい

30分程度一緒に海沿いのルートや宿場町のルート走りながら

そしてこの辺は桜海老が有名と教えてもらう。

車も少なく、穴場なルートがせっかくあるのに

自転車用のサインがないのでもったいない

日本もヨーロッパのようにもっと自転車に優しい道づくりを願う。

サイクリストのお兄さんとも別れ

夕方頃、ちびまる子ちゃんランドに到着!

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ちびまる子ちゃんランドと言うからには、それなりの施設を想像していたが

エスパルスドリームプラザというモールの中にあるテナントの様な感じ

少し拍子抜けしながらも、末っ子はそれなりに満足そう、

お土産をせがまれ、お買い上げ・・・

夕食もモールで済ませ今日は近隣のビジネスホテルでご一泊

 

静岡県 裾野市ー富士市ー清水市      走行距離約50Km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

7/29 箱根越え? 「父娘夏休み自転車の旅2016」

今日の行程は今回のサイクルツアーで一番かもしれない難所 箱根越え

しかも昨日の初野宿でバイパスの高架下、公衆トイレがある海水浴場のど真ん中に陣取ったのが裏目にで、トラックの走行音と、若い兄ちゃん姉ちゃんが夜な夜な現れては花火大会をおっ始め、

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うるさくて睡眠不足、末っ子は隣でスヤスヤ爆睡

早朝4時には浜を見回りに来たらしいお兄さんに起こされ

「ここで野宿はヤバイですよ」と注意され、早々に退散

挙げ句の果てには、昨日から干していた洗濯物の中から

小学生の娘のパンツだけが消え

自分の安全管理能力の低さに自己嫌悪・・・

昨日、娘は12時頃からの睡眠なので起こすのも可哀想で

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ボチボチ片づけながら粘り6時頃、出発。

天気は快晴、近くのコンビニで軽い朝食を済ませ箱根に向かう

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出来れば、箱根駅伝でも有名な5区のルートを越えたいところだが

標高は900m近い,普通に考えると自転車でしかも重い荷物を積んでの小学生の走行は無謀なルート

しかし、駅伝ルートになるぐらいの行程であれば

自転車でも無理じゃないはず、問題なのは傾斜角度と頭によぎる・・・

ネットで検索しても、あまり良い情報もえられず・・・

その他のルートは小山経由の御殿場コース

これでも標高 400m

しかも山岳コースだけでも20kmぐらいありそう

徐々に箱根に近づくにつれ

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その山肌が目前に迫るとこれはチョットヤバイと感じ

最寄りのファミレスで休憩がてら作戦会議

2度目の朝食を取りながら

言うまでもない会議の結果、御殿場コースに決定

一路、御殿場へ進む・・・

 

山道に入るとアップダウンがキツくなる

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景色はすでに山の中

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小一時間程走った頃、高校生ぐらいの若いサイクリストを発見!

「この山道あとどのくらい」かと尋ねると

思わぬ返答に唖然

学生いわく「これからが本番ですよ」と

内心、担いでいるなと思いながら

サイクルマップで高低差を確認するとまたまた唖然

どうやら学生さんの言っていることは本当らしい

末っ子には本当のことは言えない・・・

30分程登るとコンビニを発見、食欲は無いが

こんな時こそ栄養補給とアイスとドリンクと軽食をつまむ。

充電したところで再出発!

ますます行程はキツくなり、傾斜度5%を超える様なところも複数

自転車のギアをフルにつかっても重い荷物が仇となり漕ぐのが精一杯

それでも末っ子は1度、数メートルを自転車から降りただけで

なんとか完走、なかなかやるもんである。

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標高を400mにある御殿場に到着!

休憩しながらスイカとトマトを頬張る

こんなに美味しく感じるのは何年ぶりだろうと思うぐらいの美味しさ

末っ子も満面の笑みを浮かべている。

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富士山が見えるはずだが、あいにくこの日は雲で覆われていて

コンタクト失敗

時間は14時、クタクタだが、これから先は下りになるので

まだ先に進める、今日はさすがに宿に泊まりたいと

ルート上の手頃な距離で宿を取り出発

下りのルートに入る。

なだらかな下りが続く・・・

これでもかというぐらいに続く・・・

寝不足と疲れと平坦な下りのおかげで睡魔が襲ってくる

睡魔とも闘いながらなんとか無事に宿に到着

今日は早めの宿 16時半頃到着

 

神奈川県  大磯ー小山ー御殿場ー裾野市  走行距離約66km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

7/28 初野宿 in 湘南 「父娘夏休み自転車の旅2016」

 

今日最初の目的地は横浜で昼食
娘がネットで見つけたイタリアン トラットリア
ここは世界ピッツア職人選手権で優勝した事もあるピッツアの美味しい店らしい
満足そうにピッツアを食べる末っ子

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お次は横浜港 山下公園などのベイエリアを周り

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そして第二の目的地鎌倉へ向かう
鎌倉に入ると沿道に雑貨屋やお土産屋さんなどが立ち並び
賑やかになってきた、鶴岡八幡宮を通り過ぎ

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大仏で有名な高徳院へ

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その後海岸線へでて江ノ島、茅ヶ崎へと向かう
海沿いのルートを進む

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茅ヶ崎のキャンプ場へと行きたかったがチェックイン時間に間に合わず。今夜は浜で野宿する事に
周辺のスーパー銭湯で汗を流し、食事を済ませ
公園の水道で歯を磨き、公衆トイレの水洗で洗濯をして
大磯海水浴場でキャンプイン
今夜はここで野宿

 

今日の行程:東京 品川区大森町ー横浜ー鎌倉ー湘南

走行距離60km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

7/27 東京社会科見学 「父娘夏休み自転車の旅2016」

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サイクリングツアー2日目

今日は千葉市蘇我より東京観光して大田区大森まで55、8Km

初日は成田空港からスタートし、友人のいる千葉市蘇我へ
友人と待ち合わせの時間があったため、
満足行く自転車のセッティングができていなかったので

今日は出発前に再セッティングを行ってからの出発

東京観光といっても自転車からのシーイング
しかも東京スカイツリー・東京駅・日本銀行・皇居・警視庁・霞が関・東京タワーと
社会科見学ばりの内容

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しかし末っ子はテレビや学校で見て知っている場所に実際に訪れてちょっと興奮ぎみ

東京の風景は日本に思えないらしく

「なんだか外国みたい」と言っていたのが印象的だった

今日は坂道もほとんどなくフラットな

道のりだったせいか、末っ子は終始喋りぱなし

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今日は父の方が疲れてしまった・・・

羽田空港近くのキャンプ場で1泊の予定が16時のチェックインに間に合わず、
今日もビジネスホテルでご一泊

千葉市蘇我ー東京都大田区大森 走行距離:65Km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

2016父娘夏休み自転車の旅「東京ー福岡」1300Km

2016年夏
小学5年生の娘とともに東京ー福岡間1300Km
自転車の旅

福岡ー東京自転車の旅

大人であれば時間とお金、そして少しの気力があれば、
難なく、やり遂げる事ができる旅だ。

経験や知識も少ない、子供にしてみれば、
自転車の長旅はりっぱな冒険旅行になり得る。

冒険旅行は子供達に大きな自信をつけ、成長させる。
今の世の中はとても便利で、物が溢れ何でも簡単に手に入り、苦労する事が少ない。
また、学校や習い事でも、平等や安全などを重視して、つらい事や我慢することも
少なくなっているように思う。

これはこれで良い事だが、その反面、子供達は苦労や我慢を知らず、温々と育ってしまう。
簡単に物が手に入るので、目先の物に夢中になり、夢や希望を描きにくいのではないかと思う。
また夢や希望を見つけても、ちょっとした問題で簡単にあきらめてしまいかねない。

私の持論ではあるが、
子供のやる気スイッチがうまく回りだすためには、大きな自信が必要。
そして、やり遂げたという自信は、人生を「より主体的に生きる」原動力にもなる。

そう思う様になったキッカケがある。
それは4年前、人生の転機を考え、仕事を辞め、
ちょっとした時間が出来た時に、何気に行った子供達との北海道の旅だ。
この時も20日間程の旅の工程で北海道800Kmを自転車で走った。
当時、長女が小学5年生、末っ子が1年生、
末っ子は私の自転車にトレーラーをつなぎ、載せて走った様なカタチだった。
注目して欲しいのは長女の方で、もともと穏やかな性格の長女は学校でも内気で、自分の言いたい事も言えず、運動も苦手、特別何か目立つ様な事も無く、どこにでもいる、そんなタイプだった。自分も妻も、どちらかと言えば行動的で勝気なタイプであったので、そんな両親とは正反対の正確の娘にやきもきしていたのを覚えている。

長女は北海道の大自然の中を、自分の脚で自転車を漕ぎ、800Kmを走り抜いた。
その後、彼女の大きな自信が、人生を主体的に生きる大きな原動力になっていると感じている。
(その時の様子もこのブログで紹介しているのでご興味のある方は是非。)

そんな娘も今では中学3年生、今では部活の部長を務め、生徒会に所属し、人前に出てスピーチする事も臆する事無く、むしろ喜びを見いだしている様子。受験生の今は、学区トップの難関校合格を目標に、自分自身で頑張っている。

もちろん、このキッカケだけが長女をここまで成長させた訳ではなく
その後の彼女の様々な経験が活かされている訳ではあるが、その原動力になったのは間違いないと思っている。
(ちなみにその後、長女が経験した校外スクール「市村自然塾九州」 「バッカーズ九州寺子屋」はお勧め、学力だけではない生きる力が身に付く学び舎)

我が子ながら、超ーーーがつくほど、驚きの成長ぶりなのである。

その他にも、自分は2つメリットを感じている。

1つ目は、親子の絆がとても深まる。日頃、仕事が忙しい父親はなかなかコミュニケーションとれず、どうしても母親との絆が深まりがち、非日常の長旅を共にすると、より深い絆が生まれる。
世間一般では中学生にもなると、父親とは口も聞かなくなる風潮があると思うが、我が家はとても仲が良い。

2つ目、これは親子関係とは異なるのだが、冒険の旅は人生の縮図でもあると思う。
また起業を志す人には、仕事を興す行程に似ていると思う。
旅にはゴールがあり、その工程をクリアするには様々な問題を解決することが必要。
時間や予算、行程、方法、道具、情報収集、協力者、同伴者のモチベーション、
そして旅全体から1日1日への細分化、また問題や事故に直面した時の対処法など・・・
起業をしたいと思う人や、人生の目標を持っているが、なかなか実現できない人には、
疑似体験として、冒険旅行を経験する事をお勧めする。

すこし話がそれたが、冒険の旅は子供に大きな自信をつけ成長させる。

そして自転車を使った旅は、自分の体を使い、比較的手頃で安全、長い距離を移動する事ができ、より視覚的にも達成感を感じる事ができる唯一のツールだと思う。
冒険の旅に自転車は持ってこいのツールだ!

冒険の旅なので、娯楽性が強くならないように考慮し、また旅を行なうに際して、いくつかルールと守るべき優先順位が必要。

今回自分が決めたルールは
①ゴールまで自分自身で自転車を漕いでゴールすること。途中、海を渡る場合や自転車が通れない場所を除く(日程が足りない、安全が確保されない場合を除く)
②安全には細心の注意を払う、子供の安全、第一優先で、(自転車の走行、宿泊場所、気温等)
③峠、坂道等、止まって休憩は良いが、自転車を降りて押さない。
④旅の行程は極力質素に、豪勢なホテルや豪華な食事は控える。今回は極力キャンプ・自炊を行なう。
⑤史跡や地形、場所などを意識して周り、歴史や地理の知識を深める。

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親子北海道自転車の旅からはや4年
あの頃、小学1年生だった(自転車をトレーラー牽引されていた)末の娘も10歳になり
いよいよ今年の夏は自分の脚で漕ぐ番!

今回、長女は高校受験のため不参加
自分と末っ子の二人旅となる予定
今回の旅路は「東京ー福岡」間1300Km
前回よりさらにパワーアップした距離と内容で
キャンプ等も取り入れ、サバイブ盛りだくさんでお届けする予定

さあ娘よ、どこまで頑張れるか、楽しめるか
行動は人生を変える魔法となるか
レッツトライ!

福岡市の大濠にアロマテラピーサロンができました。

天神や博多からもほど近い大濠公園そばにあるリラクゼーション鍼灸院「鍼灸しずいろ」で
アロマテラピー(アロマセラピー)が始まります。
アロマテラピー

しかし、このアロマテラピーはただのアロマセラピーではございません。

もともと「鍼灸しずいろ」はリラクゼーションを得意とする鍼灸院ではありますが
以前から鍼灸治療だけでなく
「もっと癒しやリラクゼーションに特化したプランがあったらな〜」という声もありました。
そこで東洋の伝統医療である鍼灸治療に西洋の伝統医療であるアロマテラピーを合わせた
「けいらくアロマトリートメント」というものを作りました。
これは東洋医学の鍼灸などに代表される経絡やツボの考え方を取り入れ、アロマオイルで経絡やツボを刺激するトリートメントです。

ロハスなどにも注目される、東洋医学の鍼灸や西洋医学の伝統療法であるアロマテラピーは現在の医療では難しいと言われる症状などにも効果が期待されている「統合医療」です。人間本来が持っている自然治癒力に働きかける療法なので薬などによる副作用が少なく、また自然に人に優しいくサスティナブルな療法とも言えると思います。

サロン内も築100年の古民家の材料や自然素材が使われ
サスティナブルな作りとなっていて、とても落ち着ける空間となっています。
アロマテラピーサロン
古民家材

しずいろ けいらくアロマトリートメント
http://aroma.sizuiro.com
福岡市中央区大濠1−3−5
https://www.facebook.com/sizuiro

箸づくり

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古民家鑑定士仲間と昨年から始めた活動

名づけて「5R PROJECT」

これはスローライフの象徴といえる日本の住宅、古民家を見直そうという活動の中で

残念ながら解体されてしまう古民家があります。

そんな古民家にも貴重な資源が埋まっており、その資源をなんとか有効活用し、活かし繋げていきたいという想いから始めた活動です。

3Rのリサイクル・リデュース・リユースに2Rのリメイク・リファインの付加価値をプラスし、持続可能な社会をめざそうと5R PROJECTと名づけました。

今回、そんな解体される古民家の梁や柱などの材木を使って

箸づくりイベントを企画中です。

まずは試作の仲間が作った箸づくりキットのレビューを兼ねて子ども達と箸づくりにチャレンジ!

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初めて使うカンナに苦戦しながらも、なんとか完成

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「自分で作った箸だと、なんだかごはんもおいしそう!」と子ども達

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早速、自分たちで作った箸で「いただきま~す!」と

ご飯をいただきました!