食と農」カテゴリーアーカイブ

箸づくり

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古民家鑑定士仲間と昨年から始めた活動

名づけて「5R PROJECT」

これはスローライフの象徴といえる日本の住宅、古民家を見直そうという活動の中で

残念ながら解体されてしまう古民家があります。

そんな古民家にも貴重な資源が埋まっており、その資源をなんとか有効活用し、活かし繋げていきたいという想いから始めた活動です。

3Rのリサイクル・リデュース・リユースに2Rのリメイク・リファインの付加価値をプラスし、持続可能な社会をめざそうと5R PROJECTと名づけました。

今回、そんな解体される古民家の梁や柱などの材木を使って

箸づくりイベントを企画中です。

まずは試作の仲間が作った箸づくりキットのレビューを兼ねて子ども達と箸づくりにチャレンジ!

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初めて使うカンナに苦戦しながらも、なんとか完成

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「自分で作った箸だと、なんだかごはんもおいしそう!」と子ども達

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早速、自分たちで作った箸で「いただきま~す!」と

ご飯をいただきました!

収穫祭!?

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今年はベランダで育てているベビーレタスが大収穫!

なんとこのレタスただのレタスではございません。

有機肥料の土から育てたオーガニックレタスなのです。

(といっても、種を植えて水をかけただけなのですが・・・)

 

一昨年ごろからエコに目覚め、生ゴミ処理機を購入し始めた土作り・・・・

処理した生ゴミを土に混ぜるだけで、野菜が育つだろうと思っていたら、

とんでもない!!!

なんでも生ゴミが有機肥料になるためには
しっかりとした過程が必要なのだとか!
調べてみると・・・

生ゴミが好気性微生物に分解され発酵することで
堆肥化され、はじめて植物に必要な栄養分を吸収できる形になるそうです。

なんと、その過程で土は発酵熱が60℃~80℃に達するそうです。
そしてそうなることで土の中の病原菌が死滅するらしい!!さらにgood!

なんだか化学の実験のようでおもしろそうだと、自分も
早速初めてみることに

やり方は調べるみるといろいろあります。
自分はベランダでできる手軽な方法として
生ゴミを入れる大きなバケツを使ったコンポスト作りにチャレンジ!

材料は生ゴミの他に身近にある以下の物を使用

1.やせた土(数年ベランダで使っていたもの)
2.米ぬか(微生物の繁殖のため、お米屋さんで分けてもらったもの)
3.竹酢液(以前殺菌用に買ったものがあったので、微生物の繁殖を助けるための触媒用)
※普通は木酢液が一般的、液の希釈具合で殺菌効果や土壌改良など、いろいろな用途に使える優れもの
4.油かす(油料理をした後の油、捨てると環境を害する生ゴミ、上手に使うと有機肥料に。窒素分の補充に)
5.バケツの側面に小さな穴を無数にあけ、空気の通りを良くするこうしておかないと、好気性の分解がうまく進まず、腐敗してしまうらしい

土と生ごみ、米ぬか、油を交互に入れミルフィーユ状態にする。
最後に竹酢液を適量、水と希釈し、流しかける。
土の表面にビニールを引いてから、バケツの蓋をする。これで完成!
(こうすると分解発酵途中でよってくる小バエなどを防ぐことができる)
また水の量がとても大事。少なすぎると上手く分解が進まず、多すぎると腐敗するらしい!!
始めのうちは、作ったものが腐敗し台無しになるのを恐れて、
水の量が少なめになっていたが、何度かやっているうちに要領がわかってくる。
分解処理するにはケースが小さいので、気長にやる必要があります。
1.2週間おきにバケツの中をまぜ、水分を補充する。2.3ヶ月で出来上がります。
※夏は虫を寄せ付けるので、秋・冬に作るのが良いようです。
自分も夏場にやって虫の大量発生でえらい目にあった事があります。
特にマンションベランダは、近隣もあるので要注意!
生ゴミ処理機で乾燥させたゴミを夏場、ためておいて、
秋・冬に堆肥作りをすることにしています。

しっかり完熟した土は土のいい匂いがして、土が団粒化します。
また完熟化しすぎると栄養分が抜け出してしまうらしいのですが
しっかりと完熟していない土は野菜の根を痛める原因になり、作物が順調に育ちません。
また小バエなどの小さな害虫を呼び寄せてしまいます。
完熟具合の見分け方が始めのうちはとても難しいと思います。
自分も何度か失敗し、早めに使用してしまい、野菜が上手く育たないことがありました。

 

そうこうして何度か試行錯誤しながら2年がかりで
ようやく理想に近い有機肥料の土ができました。

街中では土に触れる機会も無く、
また生ゴミが、栄養分たっぷりの土に変わるっていく過程は、とても感動的です。
またその土で体に良い安全な野菜が出来るなんて、さらに感動です!!!

ベランダで作れるのはちょっとしたお遊び程度でしかありませんが
より自然の大切さやエコへの関心が増すと思います。
子供と一緒に、自然学習の一環としてやってみるのも、おもしろいのではないでしょうか?
みなさんも、ぜひチャレンジして見て下さい!!

自然塾

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先日、長女が通っている市村自然塾九州へ親子体験イベントに参加してきた。

市村自然塾九州とは、株式会社リコー及びコカ・コーラウエスト株式会社並びにリコー三愛グループの創業者である市村 清の生誕100周年を記念して設立された特定非営利活動法人(NPO法人)で「生きる力を大地から学ぶ」を基本理念に、農作業を中心とした自然体験活動、共同生活を行い、子供たちの健全な育成・成長を支援している団体です。(詳しくはhttp://www.szj-k.com/

 

3月から12月にかけて約1年間

月に2回、金曜日の夜から2泊3日の日程で異年齢の子供たちで集団生活を行いながら農作業を行っています。

福岡市内から鳥栖まで子どもだけで行くこともあり、

初めは不安や戸惑いもあったが、楽しそうに各ステージをこなしていく我が子を見ていると、一人でもたくましく成長しているなぁと感じ、なんだかうれしくなってくる。

 

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農作業による、自然体験だけでなく、集団生活の中でさまざまな人間関係も学び体験している。現在の義務教育は学力を教えることばかりなので、このような生きる力を学べる市村自然塾はとてもありがたい場所である。

今後このような場がもっと認知され活動できるようになればと願ばかりだ。

 

 

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古材の森

前から気になっていた糸島にある「Lunch&Cafe 古材の森」に家族で行ってきました!
古民家をリノベーションし、体に優しい地元の食材を使った地産地消レストラン。
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入り口もとてもいい雰囲気!
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室内は実際に行ってみてからのお楽しみ!
数量限定の古材の森ランチをいただきました!(デザート、ドリンク付)美味しい!
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食事も美味しく、子ども達も美味しい美味しいと食べていました!
ここは食事が美味しい、建物がおしゃれだけではなく、オープンの経緯がとてもステキなんです!
この建物は明治に建てられたもので、糸島の商家として栄えた西原家のものだそうです。
この地はかつて宿場町として栄えていたそうですが、この地も近年人口減少により、
建物も老朽化し、保存が難しくなったところ、
現在のオーナーさんである、産業機械レンタルの会社を経営されている社長さんが
歴史的建造物の保存のため尽力され、今に至っているそうです。
メセナアワード2011受賞
実はなにげに、こんなソーシャルな活動をされている素晴らしい企業が運営されているんです!
ますます、糸島が好きになりそうです。
食事の他にも、貸しスペースなどもあり、いろいろとイベントなども行われているそうです。
http://www.kozainomori.net/(古材の森)
糸島市前原中央3丁目18-15 (駐車場もありますよ)

グリーンコープ

サスティナブルな生き方を考えたときに
私たちの生活に最も身近な「食」について
もっと真剣に考えないといけないと思い
以前から気になっていたグリーンコープを
我が家でも始めました。
夫婦ともに忙しい我が家では
日中の商品受け取りがネックとなり
なかなか実現できませんでした。
そこで有料ではありますが個別配達のカタチで
注文することにしました。
グリーンコープを始めることで、食の安心や安全はもとより
より食について考える機会が増えたと思います。
・バランスのよいメニューを考えるようになった
・野菜中心の食事になった
・無駄な買い物が減った
グリーンコープは通常のスーパーより多少割高かもしれませんが
命に値段は付けられません。
また今の大量消費社会、安易に安いものに飛びついてきたことが
今の日本の食、安全や安心を崩してしまった要因の一つでもあります。
安心で安全な食をもう一度取り戻すためにも、消費者にもある程度の覚悟が必要だと思います。
greecoop1のコピー
http://www.greencoop.or.jp/hajimete/index.html グリーンコープ

伊都安蔵里

糸島の山手にある、野菜の直売所とカフェが併設された癒しの空間

http://itoaguri.jp/
古民家をリノベーションした、素敵な空間がかもし出す、とても居心地のよい場所
聞けばマキハウスさんが関わっているとのこと、流石です。
我が家がある福岡市から少し離れているので、利便性に少々難ありなのですが
わざわざ行く価値ありな場所です。
最近、徐々に話題にもなり、がんばられてる様子
近くにも、こんな店があればいいな~ 安蔵里さん応援してます!

わくわく広場

先日、イオンモール福岡伊都に行くと「わくわく広場」というお店ができていた。
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地元農産物を中心とした健康志向、食材のお店のようだ
中でも気になったのが加工品のラインナップが豊富に感じたこと
食の安心や安全が求められ
福岡でも自然食材を取り扱うお店が増えてきているが
生鮮品が中心で加工品まで取りそろえているお店が少ない
このようなお店ができるのは、とてもうれしい!!
http://wakuwaku-hiroba.com/

フランクフルト デメタービオ農場見学

今朝起きると、右肩・首にかけてが痛い
筋肉痛かなと思って自分でマッサージを試みるが、どうも変な感じ
鏡越しに見てみると、どうやら昨日、自転車を長い時間担いだせいで
内出血のような感じになっていた。
見た目は若く見られるが、残念ながら身体は年相応のようだ。
今日は、新原さんから教えていただいた
ドイツでも大きなビオ農場のひとつであるデメタービオ農場に見学へいく
フランクフルトから郊外へ約10kmのところにある農場だ。
朝から雨であったが、自転車で出発。
ナビのおかげで迷うことなく11:30頃、到着
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農場には、Bioストアやカフェも併設されており、
お客さんや農場の人たちで、にぎやかな感じ
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日本人の澤田さん、小野さんという方がいると聞いていたので
たずねてみることに
日本人らしき男性がストアにいたので「こんにちは」と話しかけてみる
反応なし・・・
どうやら人違いのようである。
今度は日本人らしい女性が子どもを連れて歩いていたので
「こんにちは」と声をかける
「ハロー」と帰ってきた。
また、人違いである。
仕方がないので白人男性へたずねてみる。
「日本人のスタッフね」みたいな反応。
どうやら知っているようだが、どこにいるか考えている様子。
周りの人にも聞いている。しばらくして、
「こっちだ付いて来い」というのでついて行く
パン工房へ
そこには日本人男性の澤田さんという方がいた。
急な訪問にも関わらず仕事が終わった後なら
案内してくれるというので、お言葉に甘え待たせていただくことに
ちょうどお昼時だったので、併設されているカフェで昼食
もちろんBioで作られたものだ。
客のおじさんたちがおいしそうに食べている
ジャガイモのサワークリームを注文
ドイツ人はこれが大好きだそうだ。
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(食べかけで写真写りが微妙・・・)
1時間半後、澤田さんともう一人の日本人女性がやってきた。
話しに伺っていた小野さんだった。
二人ともパン職人として働いているらしい。
朝早くから徹夜明けのところ、親切に案内してもらった。
このデメタービオ農場は
ルドルフ・シュタイナーというオーストリアの思想家の考えで始まった
ビオ農場で「バイオダイナミック農法」と言う方法で運営されているらしい。
シュタイナーの農業理念に基づいて設立されたドイツ最古の認証機関であり
デメター(demeter)は有機農法の連盟の中でも代表的な団体であり、
厳格な検査によって、バイオダイナミック農法の商標の認証を行っているとのこと
植物だけではなく牛や豚、鳥など家畜も飼育し、排泄物などを堆肥にし
循環させているらしい。
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このほかにもいろいろなことを教えていただき農場内を案内してもらった。
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この農場には世界からBioを学ぶ若者が後を絶たないとのことで
若い人たちも多く、活気に満ちていた。

ウィーンへ向けてオーストリア横断

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ウィーンまで6時間ちょっとのオーストリア横断列車の旅(距離710Km
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これだけ走って日本円で6200円ぐらい、お得です!
ここ2、3日山越えの連続だったので、今日は体を休め車窓の窓からを楽しむことに!!
山や谷間、トンネルを抜けウィーンへ
列車の道中、車内禁煙でタバコが吸えない人が停車駅での短い停車時間に降りて吸っていたが
一人、油断してドアを閉められ、慌てふためいていた(笑)
あのお兄ちゃんは乗れたかなぁ~
オーストリアの山中の住宅の屋根にも
ソーラーエネルギーがついていた
ウィーンへ近づくと風力発電の風車も回っていた。
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今日の安宿、ウィーンという場所でありながら3446円
最近はネットでホテル検索サイトを使い前日に予約することに
(GPSナビの使い方、クセを把握し、旅行程が立てやすくなったので)
ウィーンで見つけたBio専門ストアー
ドイツより品揃えは落ちるがそれでもすごい品数
オーストリアでもBioが人気!?
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