昨日の夜中から、
雷が鳴り出し雨が激しく降り、今朝は収まったように思えたが
出発しようとするとまた雷が鳴り出し雨が降ってきた・・・
幸先の悪い出足である。
駅に早めに着き準備を整えたいので
朝食を食べずに出発。
自転車を分解し、インフォメーションカウンターでチケットを買うが
今日のスタッフは不親切・・・
乗り場を聞くと上のフロアーで確認しろという。
10minがどうのとかいっていたが乗り場まで10minぐらいかかるというのか?
上のフロアーに行き、掲示板を見ても乗り場が表示されていない・・・
数字以外の文字が書いているので、もしかしたら違う場所?
などと思いながら少し焦る。
出発まで40分あるが、ぼやぼやしていたら乗り遅れてしまう。
とりあえず駅のホームへ、
片っ端からあたってみるがどこにも書いていない
もう一度掲示板のところへ戻り、場所らしき文字を書き写す、
数秒おきに文字が替わっていくのでなかなか書き込めない。
ふと、冷静になりよく見ると英語表記のプラットホームの文字が、どうやら、
時間の迫っているものはプラットホームのナンバーが表示されるが
時間に余裕があるものはまだ表記されていない様子。
少し待って様子を見てみることに・・・
待つこと10分、アナウンスとともにプラットホームナンバーの表示が
どうやらプラットホームの場所はあらかじめ決まってないようだ。
スタッフもここで表示されるのを待って確認しろといっていたようだ
もう少し説明して欲しかったが、自分の聞き取りが悪かったようだ。
何とか列車に乗り込む。
列車は6人がけの個室になっている。自転車を置くスペースも無いので
個室内に入れる、幸いなことに始発駅らしく、車内は空いていた。
途中の駅で年配の女性が乗り込んできた。
自転車を置いている「窓側の席に座っていいか」と聞いてきた。
私も自転車に乗ってきたとカバンの中から
ヘルメットを取り出し見せてくれる。
一人で3日間程、自転車旅行していたそうだ。
どうやらこちらでは普通の事らしい
旦那さんは自転車に乗るのは疲れるので好きじゃないそうだ。
彼女は自然を感じられるので自転車が大好きだそうだ。
夢はドナウ川を海まで走ることだそうだ。でも年齢がと、気にしていた。
「あなたは勉強にヨーロッパに来たのか」と聞かれ
「2ヶ月も旅行して、お金は親が出してくれるのか」みたいなことを聞かれたので
「私は38歳だ」と年齢を言うとびっくりして18歳かと思ったみたいなことを言われた(笑)
子どもの写真を見せると納得した様子。
彼女は「チンセイジュツ」とかいう日本の東洋医学?を勉強していると言っていた
家にも日本人のホームステイを受け入れたことがあるといっていたので
どうやら親日家のドイツ人のようだ。
乗り換えまでの4時間ちょっと
家族のことや環境・エネルギー・Bioのことなど会話する。
ちょっと込み入った複雑な事は話せないのが残念・・・
列車を乗り換える
乗り換えの列車は同じホームから、今度はスムーズに乗車
車内は結構込み合っている。
自分の乗った車両は指定席の車両みたいだが
どうやら空いていれば座って良いらしい。
予約されている席は席の上に表示サインがつくようになっているようだ。
言葉が通じないと、ちょっとした勝手が異なるだけで大変だ。
「ヨーロッパ自転車一人旅」カテゴリーアーカイブ
プラハいいね~
今日は世界遺産にも登録されている
プラハの街並みを見学する。
この旅初めてのゆっくりした観光だ
チェコは音楽の街、美術の街、建築の街、そしてビールの街
個人ビール消費量世界一の国。
他にもアニメーションでも有名で
その世界観は自分もとても好きなので
芸術的文化にも興味が湧く
一日ゆっくり見てまわりたいので
街並みをぶらりと見てまわることにする。
カレル橋を通り、丘の上のプラハ城へ
今までの生活は仕事上、
朝から晩まで毎日パソコンの前に座っていたが
この旅で体を動かすようになり
体の代謝がとても良くなった。
体も軽くなった気がする。
やっぱり人間体を動かさないといけないと実感
しかし今日は朝からとても暑い・・・
歩いているだけで汗が出る。
1.5Lのペットボトルをもって歩いている人たちが多い
若い女性がコーラの1.5Lを持って歩いてたりする。
朝10時頃出発、連泊できなかったので
今日宿泊するホテルへ荷物を預けてから
出発しようと思う。
今日のホテルは朝食付き約4000円
事前にネットで予約すれば、比較的安く
ホテルを見つけることができ、かつ
GPSに住所を入力しておけば探す手間も省けて大変便利だ。
だが今日のホテルは表にホテルの看板が無く
ちょっと見つけるのに手間取った・・・
外から見た感じはただの寂れた建物なのだが
建物の中はこじゃれたシティーホテルという感じ。
(中に入るまではちょっとドキドキした・・・)
荷物を預け、いざ観光へ
自転車で向かったが道も悪いので結局押して歩くことに
土曜日ということもあり朝から観光客でいっぱいだ
カレル橋の上では露天商のようなお店がたくさん
アクセサリーや絵画、絵描きの店、演奏する人たちなど
アートな店が並んでいる。
カレル橋を渡り、丘の上のプラハ城へ向かう
お城までの通りも飲食店やお土産屋さんで賑わっている。
プラハ城は現在、大統領府の置かれているところで
入り口には門番の衛兵さんが立っているのだが
ピクリともしないのでみんなその横で記念写真を撮っていた。(笑)
下りながら途中で昼食に
観光地でありながら、スープ・パスタ・サラダセットにビール頼んで
230ck,現在1ckが約4円なので1000円かからない計算
チェコは飲食代が安く、懐にエコロジー(笑)
お土産屋さんを覗いてみるとアートなかわいい小物がたくさん
買ってかえりたいが、荷物の事を考えると買えないのが残念・・・
帰り道に年配の日本人のご夫婦から声をかけられる
自分が「こんにちは」と返すとちょっとびっくりしていたが・・・
横浜から来られているご夫婦で
ご主人が偶然、市民団体の副代表をされている方だった。
奥さんは自分の事を大学生ぐらいだと思ったらしく
「お母さんも心配しているでしょう」って言われてしまった。(笑)
この年になると若く見られるのもちょっとうれしい・・・・
また旅先で同じ日本人から声をかけられるのはうれしいものだ。
また、ご縁があればいいなぁと思いながら
すこし環境の話しなどし、挨拶して別れる。
ホテルへ帰る前に、恒例のスーパーマーケットに立ち寄る
スーパーはその街の情報を仕入れるのにとっても勉強になるので
できるだけ見てまわるようにしている。
スーパー見学を終え、夕食を買っていざ帰ろうと、GPSを
作動させるが電源が入らない・・・・
どうやらバッテリーが切れた模様
プラハの街並みは同じような古い建物が所狭しと立ち並んでいるので
ホテルの方角が分からない
夕方になっても日が長いので暑さはさらに増し、蒸し暑い・・・
たぶん30℃は軽く越えていると思う。
散水車のトラックが道に雨を降らしまくっている。
油断すると水をぶちまけられる・・・
自分のカンをたよりに進んでみるが、どうも違う通りの様子。
あちらこちらに歩き回り見覚えのある道にでたので
記憶をたどりに今朝来た道を戻っていく。
なんとか無事にホテルに到着。
デジタルガジェットに支えられている私である・・・
ブルノから首都プラハまで列車の旅
朝、出発まで時間があったのでゆっくりしていると
出るのが遅くなってしまった。
駅に着き、自転車を分解、輪行バックに収納
時間を見ると列車の発車時刻まで後5分、キップも買っていない!!
重たいカバンと自転車を両肩に担ぎ
駅の長い通路を急ぎチケットを購入、駅のホームへ
車掌さんが笛を吹き出発の合図!
急いで電車に飛び乗る。危なかったセーフ!!(汗がどっと噴出す。)
チェコ第二の都市ブルノから首都プラハまでは
電車で2時間40分かかる。
列車内で今後のスケジュール練り直す。
チェコの次はドイツを横断しベルギーへと向かう予定だ
だがその前に先日、新原さんに教えてもらったドイツ、フランクフルトにあるビオ農園を尋ねてみようと思う。
新原さんはドイツでの研修・メッセ訪問・企業訪問のコーディネートの会社をされている方で
製パン・製菓関係を専門にされています。
http://meisterin-yuko.de/
(HP上の記事でBioの事を書かれていたので、仕事としてされているとは知らず
強引なメールをしてしまったが、ご親切にアドバイスをいただけた。)
しかし、明日、明後日は休日なので農園もお休みだろう・・・
予定よりも1日長くプラハに滞在してフランクフルトに向かうことに
プラハに到着、駅を出て自転車を組み立てる
自転車の分解・組み立ても手馴れてきた。
首都のプラハも自転車で走るには車といい、道路といい、ちょっと厳しい感じ・・・
プラハは街のいたるところに古い建物が立ち並び
街全体が世界遺産に登録されている
明日はゆっくりプラハの街を散策
チェコへ
今日はチェコ共和国、第二の都市ブルノへ向かう
チェコへ入って驚いたのは道路の状態が非常に悪く、車の運転がとても荒い
アスファルトにはなっているのだが、つぎはぎだらけでデコボコになっている
田舎の方だけなのかと思っていたが
大きな通りもそんな状態で自転車ではとても走りにくい。
すれ違う自転車はいない・・・
幹線道路などにも自転車道が無く、
しかもそんな道路を猛スピードで車が走り抜けていく
遅い車はどんどん追い抜かされるが
対面で自分が走っているにも関わらず対向車が猛スピードで追い抜きをかけ
自分の横をすり抜けていくときはかなり怖い・・・
チェコに入ってブルノまでは70Kmだったが
肥やしの匂いが漂うパッチワークの畑が、一面にどこまでも広がる
ネイチャワールドだった。
こんなところを猛スピードの自動車が走っているので
道端には無数の小動物の屍が転がっていた
自分もこうならないように気をつけながら走る・・・
大きなひまわり畑がとても綺麗だった。
たまにある街は
少し寂れた感じで建物もくたびれた感じのものが目立った。
でもそんな場所に大きなソーラーエネルギー施設がちらほらとあり
違和感があった。
あまり治安は悪くないと聞いていたが
お店などの窓枠には鉄格子が頑丈な門扉がされていたりと
ちょっとどきどきする感じ
やっぱり国境は無くても、国が替わればこんなに違うと改めて実感
人々もすれ違っても目を合わせない人が多く、挨拶することがなかった。
チェコは一昔前は警察国家で密告が奨励され、人々は相互不信に陥った時代があったらしい
そういったことも影響があるのかも知れない。
でもお店なんかは愛想良かった。
チェコは自国通貨(コルナ)なのだが、うっかり両替し忘れて
お昼のメニューを頼んでしまったが、ユーロでなんとか対応してくれた
ファーストフード店のようなところで焼きソバのようなものを食べたが
ボリューム大でペットボトルのジュースとあわせて4ユーロ
物価が安いようだ
ホテルに到着、スタッフの対応も良く部屋の状態も良かった
明日はプラハにいくので、駅まで行き、時刻表を手に入れる。
ブルノの駅にもBioショップがあった。
ウィーンはアーティステイック!!
朝起きて、なにやら黒く小さなものが動いているな~と思ったら!
アリの大群!しかも自分のバック目指して歩いているではないか!!
バックの中はアリだらけ!
どこから入ってきたのか?
さすが安ホテル・・・
バックにはお菓子が入っていたので、それに集まったようだ。
寝ている間に自分に寄ってこなくてよかった・・・
今日は午前中、ウィーン市内を見て周り、その後チェコを目指して北上の予定
今日宿泊のホテルまで102km、ちょっと遠いので朝8:00出発
(アリの巣からも早く脱出したかったけど・・・)
ウィーンの街は彫刻の様な建物が多く街全体がすごくアーティステイック!!
大きな都市になると、スラムのような場所が目に付くが
ウィーンでは目に付かず、街全体が比較的綺麗な印象
朝早くからすでに街のいたる所では観光客でぎわっていた。
ウィーンにもトラムがあり、自転車用の信号機やサインが充実していた
レンタサイクルもあった
街をぬけ郊外へ走る
今日はとても天気が良く、走っていても気持ちがいい!!
郊外の街並みもカラフルで明るい感じ
また街の入り口には石造が立っている所が多い
この辺も芸術の国オーストリアだからなのかも知れない
走っていると風力発電やソーラー発電も目に付いた
今日は天気は良く、とても気持ちよかったが
向かい風で強く、前に進むのが大変だった
北部の郊外はパッチワークの景色がつづく・・・
おばちゃんが庭でレオタードのような水着をきて、芝刈り機を動かしていた
トラクターを運転するお父さん、トラクターの壁の部分に車用のベビーシートを固定し
赤ちゃんを乗せ走っていた。(写真を撮れなかったのが残念)
オーストリアは街の雰囲気も日本に似ている感じがして
料理も比較的美味しく親近感がわく
郊外に行くと自転車道路は無いが他の国よりスピードが遅いのでなんとか走れる。
今日の宿は先日泊まったjufaっていう系列のホテルまた泊まる。
ここは設備も良く、オシャレでしかも安い!!!
たまたま行く方角に偶然発見!ひそかにマイブームになっている
ウィーンへ向けてオーストリア横断
ウィーンまで6時間ちょっとのオーストリア横断列車の旅(距離710Km
)
これだけ走って日本円で6200円ぐらい、お得です!
ここ2、3日山越えの連続だったので、今日は体を休め車窓の窓からを楽しむことに!!
山や谷間、トンネルを抜けウィーンへ
列車の道中、車内禁煙でタバコが吸えない人が停車駅での短い停車時間に降りて吸っていたが
一人、油断してドアを閉められ、慌てふためいていた(笑)
あのお兄ちゃんは乗れたかなぁ~
オーストリアの山中の住宅の屋根にも
ソーラーエネルギーがついていた
ウィーンへ近づくと風力発電の風車も回っていた。
今日の安宿、ウィーンという場所でありながら3446円
最近はネットでホテル検索サイトを使い前日に予約することに
(GPSナビの使い方、クセを把握し、旅行程が立てやすくなったので)
ウィーンで見つけたBio専門ストアー
ドイツより品揃えは落ちるがそれでもすごい品数
オーストリアでもBioが人気!?
オーストリアは雨・・・
今日は1日雨模様・・・
山の中腹、霧の中を下山
途中、首都のファドゥーツによるが観光地も
雨のため人通りもまばら、ひっそりとしてる。
富裕層が多いらしいが、たしかに立派な家が多かった。
リヒテンシュタインはスイスとよく似ている感じだ
(リヒテンシュタインの外交と防衛はスイスに任せているらしい)
国境もスイスが警備していた。
国境付近からオーストリアに入るときに
トラクターに小屋?を牽引し
ヨーロッパを走っている人を見た
スピードが遅いので1車線の道路では大渋滞になっていた
なぜトラクターなのか良く分からないが
小屋を牽引するだけなら車の方がエコロジーな気もするが・・・
まぁ世界にはいろんな人がいるらしい
オーストリアも環境やエネルギー問題に取り組んでいる国でBioも盛んな国
この旅のバイブル「欧州のエネルギー自立地域」にも掲載されていた
環境やエネルギーに取り組んでいる地域へも行きたかったが
場所的に日程がかかり、難しいので今回は一気にウィーンへ列車で行くことに
現在の場所オーストリアの最西端の山の中からウィーンまで列車で行けるか
ネットで検索しても良く分からない・・・
入手した路線図を見て大きそうな路線、合流点のあるBludenzを
目指し、自転車で走る、幸い今日の宿泊地に比較的近い場所だ(10Km程)
国境付近から山、谷間を抜け、緩やかな上りを上がっていくこと30Km
Bludenzの駅に到着
駅で確認しないといけないことを事前にネット翻訳で調べ、内容を読み上げる
駅員さんは自分の言葉より文章を見てうんうんうなずいている
ラッキーなことにこの駅から直通でウィーンまでいけるらしい!!!
ただし急行でも6時間以上かかるが・・・
とりあえずホッとし、駅のテナントで昼飯にする
ピザとコーヒー 5,7ユーロ、日本と変わらない味と値段
最近ずっと、味気なく、量も少ないのに、高い料金が続いていたので・・・
ちょっとうれしい。
宿へ向けて再び出発!
今日の宿はシャワー、トイレ付き、朝食付き、シングルでなんと42ユーロ激安物件です。
どんなとこかと思ったら、超ー—、新しく木質のオシャレな施設!!
建物内にはロッククライミングやアスレチック施設、フィットネススタジオみたいなものが併設
夜もディナーバイキングがあってなんとこれも9.3ユーロ
(だいたい1ユーロ/100円ぐらい)
しかもメニューが良かった!!
研修センターの給食みたいだったけど
(鳥もも骨付き、コロッケ、温かいスープ等等。)
デザートのパンケーキも美味しかった。
久しぶりに日本食でもありそうなメニューに
3回もお代わりしてしまい、口の中がちょっと口内炎に・・・(笑)
オーストリア最高!!
この施設オーストリアにいくつもあるらしいので
また他の場所でも使えるとうれしいな。
普通のことがとてもうれしい1日でした。
リヒテンシュタインという国へ
朝から山を越えた。
1時間ちょっと上り坂をこぎっぱなしで上った。
でも、そんな場所にも関わらず、他にも自転車の人たちが結構いる。
汗がしたたり落ち、目がしみる。
やっとの思いで頂上へ上ると、
おばちゃんライダーが一人休憩していた。
さすが自転車の国ヨーロッパだ
おばちゃんでもこんなところをサイクリングするらしい
上ったので今度は下る。下っても下ってもまだ下る、
ミニベロは安定性に欠けるのであまりスピードは出せない・・・
悲しいが、下りもスローペースである
下っていくとまた大きな湖が現れた。
小さな街に入ったのでミネラルウオータを買おうと思うが
今日は日曜日なので店が開いていない
やっと自動販売機を見つけたのでジュースを購入
しかし、お釣りがなぜか1/2セントが3枚・・・
1.5ユーロのはずだが、しょうがないので先へ進む・・・
湖に桟橋があったので降りていってみる
小魚がたくさん泳いでいた、湖が大きいせいか魚種も海の魚のようだ
今日は日曜日なので、すれ違う自転車の人たちも
家族連れ、幼児用キャリアを引いて走っている人たちが多い
お昼を過ぎたので川沿いに降りて昼食にする
昼食は昨日パン屋で余分に入っていて余った菓子パン。
余分に入っていたといってもお金はきちんと払っていると思う
どこで聞き間違えたか定員が2つ入れていた。
大豆のあんこ入りのパンをほおばる。
こんな風に言葉が通じないので小さなトラブルは日常茶飯事
あと15Km程で目的地、渓谷を抜け、山の麓沿いを走る
いよいよ、川を越えればリヒテンシュタインに入る
この場所も特に検問所のようなものはない。
橋の上に旗が立っているだけである。
川を越えた向こうの丘の上に小さなお城が見える
今日は時間もあるのでお城へ行ってみることに
行く途中日本人ツアーの観光バスが横切っていった。
城は見えるが麓は街で囲まれているので
ルートが分からない
二人組みの男女が歩いていたので尋ねてみる。
二人は散歩中のようだったが一緒に行こうと自分を連れて行ってくれた
偶然、二人は横浜に友達が住んでいて
2回程、日本へ行ったことがあると言っていた。
そんなことを話しながら上り口まで連れて行ってくれた。
城へと上っていく、どうやらマイナーな城のようで人気が無い
自転車を押して上るが砂利道と荷物の重さで
うまく進まず苦戦する、なんとか上りきる、
やっぱりマイナーな城だったようだ、誰もいない・・・
でも街も見渡せ、とても綺麗だ
今回の旅で初めて城をまじかで見た、
ノスタルジックな気分にさせてもらった。
城をおり、眼下に見えていたCOOPによる
リヒテンシュタインにもスイスと同じお店があり
こちらもBio(オーガニック)コーナが充実。
ちょうど店員さんがBioコーナをどう見せるか考えているようで
お店も力をいれているようだ。
今日の宿へ向かう、ちょっと丘の上にあるホテルだ
今日は予約しているで精神的プレッシャーが無く気持ちが楽だ。
かなり急勾配の坂道を登っていく、自転車をこいでいくのは難しい程の
急坂なので押していくが荷物が重いので押していくのも大変・・・
GPSによると、この急坂をどうやら5Kmほど登らないといけないらしい
かなりきつい・・・
目が汗でしみる、丘というより山の中腹にあるようだ。
休憩しながら進むがいっこうにつかない、
ついに歩道がなくなった、車道は車がすごいスピードで走り抜けていく
ふと見ると砂利のわき道があり標識があり目的地の住所が書いてあるので
こちらの道を選択、砂利の坂道は大変だが、ハイスピードの車の横を歩くよりは
いいだろうと思いこちらの道を選択。
砂利の坂道はキャリアについている重い荷物で重心が後ろにいき、
上り坂と相成って前輪が浮き、タイヤのグリップ力がなくなり、
気を抜くと自転車がひっくり返りそうになる。
しばらく上がると、まさかの展開!!!!
道が登山道になり狭くなっている!!
自転車では明らかに無理な道・・・・
今更引き返すのもくやしいので、しばらく考えるが・・・
答えは明確である。
引き返すことに
車道を押していく、こちらもかなりの急勾配なので20、30M進むとへばってしまう
ハイスピードの車を横に休憩しながら汗ぼたぼた落としながら進む。
通り過ぎる車の運転手はあきれ顔で見ているが、とにかく前へ進むしかない・・・
2時間弱かかり、ようやくホテルへ到着。
(力尽きてこんな写真しか撮れなかった・・・)
今日は大変疲れたが、ビールがとてもうまい!!
スイスの町並み
次の目的地はオーストリアに向かう前に
スイスとオーストリアの間にあるリヒテンシュタインという国です。
面積はなんと160平方キロメートル(福岡市の半分ぐらい)
みなさん、こんな小国があることご存知でしたか?
こんな小さな国がどうやって存在しているのか見てみたくなり、ちょっと寄り道します。
スイスといえば「アルプスの少女ハイジ」というイメージでしたが、
スイスを走っての印象は、アルプスからなる山々はもちろんですが、湖が非常に多い国だと感じました。
街もちゃんとあり、近代的な建物や住宅が建っていました。
スイスもエコロジーな国で環境やエネルギーのことを考えられています。
その象徴のひとつと言えるのが路上のゴミがほとんど無いこと・・・
これも小さなころから環境などエコロジーな教育がなされているからなんでしょうね。
湖の多さに驚かされます。
またアルプスの山々から流れ込んだ水なので湖がとても澄んでいます。
通過途中の街にて、お昼休憩がてら寄り道
何やらお祭りがあっている模様、街は交通規制が入り一般車両の乗り入れが禁止に
昨日から3日間お祭りがあっているとのこと、
多くの人が民族衣装に身をまとい今から何か始まるかと聞いてみたのですが
演奏などメインイベントは最終日の日曜日のお昼からで
今日はみんなで飲んで騒いで楽しむのだとか。
カフェ文化のあるヨーロッパならではの楽しみ方なんでしょう
街中のいたるところで交通規制がされていたのですが
なんとその警備員は小学生ぐらいの子ども達、
きちんとガードマンの服をきて立っていました。
日本ではありえない文化の違いを感じる
もちろん車が多い街の入り口などは大人がやってましたけど
ユングフラウ鉄道
片道2時間半の登山鉄道の旅
今日はユングフラウ鉄道にのり、ヨーロッパ最標高の駅3454mまで上がりました。
列車を3回も乗り換えて進みます、最後の列車は氷河の中を進むので
山の中に、トンネルを掘りその中を進むのです。
駅もトンネルの中にあり、標高が高いので高山病になる人もいるとか
たしかに頭がぼーとして、ちょっときつさを感じました。
ユングフラウがマジかに迫りすごい迫力!!
自然の雄大さにただただ圧倒されるばかり
こんな自然を破壊しないためにもエコロジーな生きかたが大事だと痛感した1日でした。
あと、ハイジにも会えました(笑)
列車の中で各国語の案内が流れるのですが
日本だけハイジの映像とハイジの声でアナウンスが流れてた(笑) なぜ?