12日目 ドイツGmeiner家

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朝食:「ハイジ」の部屋で

朝食はGmeiner家でご馳走になった。納屋兼住居で、納屋の二階にある屋根裏部屋のような部屋だ。まるで『アルプスの少女ハイジ』から飛び出してきたかのようなかわいらしい部屋だった。

朝食を食べ終わると、お父さんがバイクウェアを身にまとい帰ってきた。朝からバイクでひとっ走りトレーニングしてきたらしい。今日は金曜日だったが、「仕事は休み」と言っていた。ドイツ人はみんな、自分が聞くと「休み」と言っている気がする……。

お父さんはトレーニングのついでにパンを買ってきて、自分にも持っていけと分けてくれた。お母さんは自分ひとりで使ったので宿代をかなり安くしてくれて、夕食や朝食はサービスしてくれた。

別れ:温かい贈り物と感謝

出発の準備を部屋でしていると、お父さんが何やらスティックお菓子のようなものを数個持ってきて、「バイクでのエネルギーだ」とまた持たせてくれた。どうやらカロリーメイトのようなものであるらしい。

「自分には何もできない」と思いながら、家から出るときに家族が作ってくれた和紙の折り鶴をお母さんに渡す。喜んで受け取ってくれた。「日本に来ることがあればぜひ連絡して欲しい」と言いたかったが、言葉が伝わらず……。

家族みんなで自分を見送ってくれた。お父さんは写真をパチパチ撮ってくれた。丘の上の家から自分が見えなくなるまでずっと見送ってくれた。なんだかぐっと込み上げてくるものがあった。

ありったけの声で「ダンケ シェーン! ありがとう!」と叫んだ。

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