8/12 とびしま海道から呉へ 「父娘夏休み自転車の旅2016」

今日はとびしま海道からスタート
宿の位置がルートから外れた位置にあったので

ルートに戻るには
来た道をぐるっと回るか、峠を越えないといけない。image

 

 

 

 

 

 

 

峠を越えたほうが近道なので峠を越えを選択
朝からひと汗かく事になった。
本土広島へ戻るためには
もう一つ島を渡り
橋を2つ渡る必要がある
橋を渡るためには橋まで坂を登らないといけない
アップダウンを繰り返しやっと広島 呉へ
ヤマトミュージアムに末っ子が行きたいというので
ちょっと寄り道

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ミュージアムは人で溢れかえっていた
1/10スケールのヤマトの模型やゼロ戦、また当時の海軍の様子なども記録展示されていた。
簡単に昼食を済ませ出発

途中コンビニの駐車場で大学生の女の子が1人で

ロードバイクのパンク修理をしていたので声をかけてみた

荷物をたくさん抱えていたので、どこからと聞くと

京都の大学サークルで九州まで行って一周して帰るらしい

彼らは野宿しながら回っているらしく

彼女はキャリアに5Kgの米袋を背負っていた

彼女は野宿だと暑くて眠れないとボヤいていた

さすが大学生、ハードやなあ〜と感心してしまった。

今日の宿は広島市内
残り25kmを走り宿へ

 

広島 蒲刈町ー広島市 走行距離:50Km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

8/11 しまなみ海道 とびしま海道 「父娘夏休み自転車の旅2016」

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今日は今治を抜けてサイクリストの憧れの地、しまなみ海道サイクリングコースへ

しまなみ海道は、四国の今治と広島の尾道を、島と橋で結ぶ全長 70Kmのサイクリングコース
また、とびしま海道はしまなみ海道の途中から一部フェリーになるが広島の呉を結ぶコースだ

まず現在地から今治まで20Kmを走る
そして今治からいよいよしまなみ海道へ、まずは大きな来島海峡大橋を越える。
橋を渡るには下から緩やかなスロープ状の長い坂を登っていかなければならない

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今日は祭日でもあることから家族連れの自転車とも多くすれ違った
日差しは強く暑かったが風が気持ち良く吹いていた、海も透明度が高く最高の景色の中を走る事が出来た。

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しかし、有名なサイクリングコースなので

走りやすいんだろうと思っていたら
結構なアップダウンがあり
重い荷物を積んでいる自分達にはちょっと辛いコース
自分達は途中から九州に近い呉へ向かうため、とびしまコースへ向かったがこのコースがさらに過酷なルートとなってしまった・・・
サイクリングコースというものの、勾配が激しい離島によくあるアップダウンのある道、車でもちょっと辛い道路を超えていかなければならない。

4時20分頃フェリー乗り場に到着、次は最終の17時40分
少し港で待ちぼうけ

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今日の宿はとびしま海道途中の民宿
本当は宿の取りやすい広島の呉まで一気に行きたかったが
お昼の時点で、まだ前半地点だったので予定変更。

しかし宿の数も少なく祭日であるので、
当日予約はなかなか見つからなかったが

なんとか民宿に予約が取れてひと安心。
フェリーはとびしまの岡村港に18時過ぎに到着

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宿までは23Km、景色は夕日に変わっていた。

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漁港周辺の集落では、日も落ちて涼しくなったせいか
多くの人が家の前でくつろいでいた。
なんとも言えないそんな風景を横目に集落を通過
「なんとか暗くなる前に宿に着きたい」と思いながらも
夕日がどんどん沈んでいき、とうとうあたりが暗くなってきてしまった
人もいなくなり、車もまばら、街灯も少ないのでかなり暗い
自転車のライトももちろんつけているが
こんな状況は想定していなかったので
照度の低い、点滅タイプのライト
街灯がないとかなり暗め
末っ子もだんだん心細くなってきたようだ

そう言えば、こんな暗い夜を経験するのは何年ぶりだろうか
自分達が文明社会にどっぷり浸かっていることを改めて感じる
た。
ようやく遠くに街の灯りが見えてきた
20時過ぎ頃、ようやく民宿に到着

前情報は無く、島の民宿で、しかもこのタイミングで予約が取れた宿
正直あまり期待はしていなかった。
しかし、ついてみると、この場にはふさわしくないぐらい
明々と照明が照らされ立派な感じ
食事処がメインで宿を営んでいるようだ、しかも温泉まであるらしい
部屋も綺麗で今時な洋室仕様、「自転車も盗難の心配があればお部屋に入れてもらって構いません」と粋な計らい
温泉は営業時間を過ぎていたが、宿の計らいで特別に入らせてもらえた。
娘と二人で貸切風呂、とっても贅沢な時間
今日の疲れが吹き飛ぶ。
夕食は食事処でいただく、というか辺りには他に選択肢は無さそう

宿までの寂しい道のりと、宿とのギャップで
財布の紐も緩み、たまには贅沢もいいかと
今日は新鮮な海の幸を使った漁師料理をいただく事に
末っ子も本当に嬉しそう

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苦あれば楽あり、今日も一日お疲れ様

愛媛県西条ー広島県上蒲刈島 走行距離:90Km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

8/10 冷凍ミカン 「父娘夏休み自転車の旅2016」

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キャンプの翌日は決まって寝不足
朝方になってようやく涼しくなり

ウトウトしだしたら日が昇る

このまま寝てしましたいが
そう言う訳にもいかないので
眠い目を擦りながらテントを片付け出発する。
朝食は近所にあるスーパーマーケットで済ます。
スーパーで自転車好きのおじさんに声をかけられ
自分も日本中回ったと話しを聞かされてしまった。

暑い日が続いて体力が心配だが

末っ子は随分 なれてきた様で、最近では

「お父さんもう少しペースアップしてくれませんか」
と言ってくる。

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昼食に定食屋に入って
この先のルートの事を店主に尋ねてみると
お客の方から声が上がり
自分も自転車に乗っているとの事で
いろいろと四国のルートの事や宿の事など教えてくれた。
お客さんは車だったので、そこで別れたが
その後、登り坂の手前のルートの分かれ道の所で、そのお客さんは先回りして待っていた、ちょっとビックリしたが
道を間違えるといけないと待っていたのかも知れない
そして愛媛と言えばみかん、どこかで買ってきた冷凍ミカンをくれた。
坂を登りきった所で、先ほど頂いた冷凍ミカンを食べた。
こんな暑い日に食べるミカンは最高に美味かった。

今度は坂を下った所でサイクリストのお兄さんに声かけられた。
今日は手元の温度計でも40度、熱中症には気を付けて下さい。
と言って行ってしまった
今日は良く声をかけられる日だった。

香川 観音寺ー愛媛 西条 65Km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

8/8 うどん高松へ 「父娘夏休み自転車の旅2016」

今後のルートは淡路島を抜け四国へ渡る予定だったが
地図で本州とつながる橋は高速道路用で人や自転車は渡れないらしい
調べてみると神戸から淡路島へは船で渡れるが
淡路島から四国へは高速バスに輪行(自転車を分解して専用のバックに詰めること)しないと行けないとの事
輪行バックは成田まで飛行機でくるのに持っていたが
いろいろと荷物が重たいので自宅に送り返してしまった。
仕方がないので淡路島は諦め四国の高松へ渡る事に
高松へは、岡山、玉野からのルートが一番近そうだが
昨日末っ子が怪我した膝の傷が結構深いので
(バンソウコの間から汁が出てくる程)
ちょうど膝の可動部であり、激しく動かすと
なかなか治癒しないと思うので
今日は少し短めの移動とし
神戸から高松へ3時間半のフェリーに乗る事にする。

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フェリーには自分達と同じ様に自転車で旅している人達が
2、3組乗って来ていた、その中に白人の2人組がいた。

以前ヨーロッパに行った時に英会話の必要性を痛感した
日本は世界的にも英語力が低いというか英語が必要でない国なので
子供達にはこれから生きていく上で英語力をつけてもらいたい考えている。
しかし、英語力は文法や単語、発音が良いだけでは話せない
一番重要なのはコミニュケーション力、そして度胸だと自分は考えている

最近は外国人観光客もかなり増えているので
子供達をつれての旅では機会があれば
外国人と積極的に話すようにしている。

フェリーで一緒になった白人と話す機会が少しあったので
末っ子にも日頃の勉強の成果を発揮するように促し
挨拶する様に言うが恥ずかしがってなかなか言葉が出ない様子
仕方がないので自分が話しかけてみる事に
彼らはオーストラリアから来ていて、
3週間日本を自転車で回っているとの事
偶然にも自分と同じ43歳だった。

後で末っ子は自分に話すのを先を越されて悔しそうだった。
今度は自分が話すと意気込んでいる。
会話する事の楽しさは感じてもらえた様だ。
夕方に高松到着
今日は高松のビジネスホテルで1泊

尼崎ー神戸ー高松 走行距離:23km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

8/7 淀川サイクリングロード 「父娘夏休み自転車の旅2016」

末っ子がグリコの前で写真を撮りたいと言うので

少しまわり道にはなるが
今日は京都から淀川沿いのサイクリングロードを抜け
大阪、道頓堀に向かう予定。

京都駅前から市街地ぬけ進み淀川へ
淀川の河川敷にはサイクリングロードがあり

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休日という事もあり、多くのサイクリストが走っている
サイクリングウエアーでバッチリ決めている人
上半身裸の人、普通のおじさん、女性など
いろんな人が走っているが末っ子の様な感じは珍しいのか
子供だからなのか、すれ違う人達は笑顔を返してくれたり
手を振ってくれる、そんな状況の中、末っ子は嬉しいやら恥ずかしいやら
という感じで上機嫌
サイクリングロードを走って20kmぐらい走ったころで
突然、末っ子は、なんの変哲も無い道路で転んだ。
転び方が悪かった様で、よく見ると
膝と肘をすりむいているというか
膝は、白い身が見えていて結構削った様だ
転んですぐは恥ずかしかったのか笑っていたが
やがて痛みが激しくなってきた様で
サングラスの下は涙と鼻水でいっぱいになっている

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調子に乗ってバランスを崩す乗り方をしていたようだ。
多分こんな怪我をするのも初めてだと思う。
慣れてきた頃が一番危ないと思っていたが
まさかこのタイミングでという感じ
まあ、これぐらいで済んで良かった。

痛みを知ると次から気をつけるだろう。
バンソウコは持っていたが
傷口が大きすぎるので使い物にならない

サイクリングロードから離れ
ドラッグストアで大きめのバンソウコを購入し貼ってやる。

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だいぶん落ち着きを取り戻したが
末っ子は痛みでペダルを漕ぐのが辛そう

道頓堀へ行く予定だったが、やる気を失い、今日の宿のある尼崎へ早めに向かう。

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京都ー尼崎 走行距離:52km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

8/6 京都観光 「父娘夏休み自転車の旅2016」

朝から末っ子が 寝不足で眠いと言うので
珍しい事もあるもんだなぁと理由を聞いてみると
「お父さんのいびきがうるさかった」とのこと
それなら起こしてくれたら良かったのにと言うと
「気持ち良さそうに寝ているお父さんを見たら起こせなかった」
とのこと
昨日キャンプで自分があまり寝れなかった事を知ってか知らずか
わからないが、自分の事を考えてくれる娘に
キュンときてしまった。

今日は大津から峠を2つ越え、京都そして大阪あたりまで行く予定
しかし峠越えを嫌っている末っ子は
今日は寝不足と疲れが溜まっているせいか
相当なご機嫌斜め
そんな折、偶然にも福岡の知人がFacebookで
京都の鴨川納涼と言うお祭りに
福岡から車を飛ばしてくるらしいという情報をキャッチ
そこまでするお祭りなら、きっとすごいお祭りだと勝手に思い込み
またこの夏,娘がサイクルツアーのおかげで地元の夏祭りに行けないと
ボヤいていたのを思い出し、旅の中間地点でもあり、良い機会なので
宿が取れたらと言う条件で今日は京都で小休止し
観光or夏祭りに連れて行くことに
峠を2つ越え京都市内に入った所で小休止し
宿の手配。
子供連れで安宿を探すので
ネット予約では埒があかない、直接手当たり次第電話をかける
しかし、京都はなかなか宿が取れないと言う話通りなのか
お祭りのせいなのか?空いているのは予算外の高価な所
諦めかけたその時、素泊まり2人で7500円ちょっと高いが
京都でこの時期なら良しと思い予約完了 !

末っ子も嬉しそう、そして途端に上機嫌
チェックインにはまだ早いので取り急ぎ宿に荷物だけ預けに行く
ホテルは京都駅にほど近い場所にある
この時期、当日予約ができて低価格そしてアクセスも良い
自分は想像していた通りだったので驚かないが、
宿に到着した末っ子は・・・

今までの笑顔が吹き飛び
ちょっと不安な表情・・・
荷物を預け京都観光へ
京都の夏は暑い、風が熱風になっている

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東寺

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伏見稲荷

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清水寺

と巡り

夕方から始まると言う鴨川納涼へ
ホテルや食事処等で鴨川納涼の事を聞いても
良い返事が返ってこなく、ちょっと???と思いもしたが
京都はイベントも多いからこんな感じなのかも?と思うことにした。
しかし現地についてみると賑わってはいるが
どうやら日本を代表する様なメジャーなお祭りではないらしい・・・
けれどもお祭りは、各県のご当地グルメが出店されていて
ご当地グルメ好きの娘にはもってこいの内容!!!
どうやら知人は行政の方なので、ご当地グルメのPRでこられていたらしい・・・
自分のとんだ早とちりであったが
おかげで京都を満喫、そして良い骨休めができ
娘も楽しんだようなので結果オーライ

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大津ー京都 走行距離13km➕観光

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

8/5 琵琶湖へ 「父娘夏休み自転車の旅2016」

昨夜は、テント泊

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今回はキャンプ場だったので注意される事や人為的問題もなく、その点では安心できたのだが

雨と風が強く、テントが吹き飛ばされるんじゃないかと思い

おかげで寝不足・・・

最近は日本各地で極地的豪雨などが発生しているのでこんな時は気を使う

建物の中だと少々の事では気にもしないが

テント暮らしだと自然現象を直に感じ

いつもの暮らしがいかに安全であるか実感させられる。

自分1人ならまだどうにかなると、比較的気楽に入られると思うのだが

子供と一緒だと、子供に惨めな思いをさせたくないと

親心が働くのか、神経を使う。
でも末っ子はそんな親心子知らずで、相変わらず寝床に入ると数秒で熟睡。
羨ましい限りだ。
朝は朝日が眩しくて日の出とともに眼が覚める。
早々に準備をして出発
朝食はコンビニで簡単に済ます。
今日も暑くなりそうな感じ
キャンプ場からは、峠を越えると琵琶湖へ到着

 

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琵琶湖の大きさを見て
末っ子にどう思うか聞いてみたが
あまりピンと来てないようだ。

今日は昨日に増して暑い
頭から水をかぶりながら走行する。
右手には果てしなく続く琵琶湖

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今日はよくサイクリストとも遭遇する

琵琶湖の周りはサイクリングコースにもなっているので盛んなようだ
今日は大津まで、89Km走行!

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さすがに体の節々やお尻が痛い!

滋賀 米原ー彦根ー大津 89Km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

8/4 関ヶ原古戦場 「父娘夏休み自転車の旅2016」

今日は名古屋を出発して琵琶湖方面へ、米原市65Km先のキャンプ場へ向かう
途中関ヶ原を抜けるので寄り道して合戦場所にも行く予定

今日もいつもに増してとても暑い、アスファルトの熱気と

車やトラックの熱気が暑さを倍増させる。

暑さ対策には、水分をこまめに取る、冷えピタシートを首に貼る、

ペットボトルに水をため、ヘルメットの上からかける

などして対処している。

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(名古屋駅)

今日は長い距離走らなければならないのと

キャンプ場のチェックインに遅れない様に早めに着く必要もある。
午前中に35Kmほど走り何とか距離をかせぐ

末っ子も随分走れる様になってきた。

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15時頃、予定より早く到着
関ヶ原は山の谷間というイメージだったが、

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丘の上に位置していたので自転車だとちょっと大変。
しかし琵琶湖に抜けるにはこの先の峠越えが必要なので
ちょうど途中で都合もいい
関ヶ原の目的地は石田三成最後の決戦場所
小高い丘の上、背後は山に囲まれ見晴らしの良い場所

風が心地よく吹く

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末っ子は
iPadで一生懸命史跡を激写している
末っ子に関ヶ原の戦いを知っているかと
聞いてみると
「エグスプロージョンがしてたから知っとうよ」
と?な言葉が返ってきた。

どうやら、お笑い?ダンス?グループがテレビ、ユーチューブでやっているネタらしい。

決戦の場所を後に峠を超える

峠は今までのレベルと比べると割と低く
キャンプ場は峠を越え下るとすぐの場所にあった。
時間ギリギリで夕食の食材は確保できなかったので
キャンプ場に併設されている宿泊施設で
夕食とお風呂を済ませキャンプイン
今日もお疲れ様でした。

名古屋ー関ヶ原ー 走行距離:65Km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

8/3 家康 城めぐり 「父娘夏休み自転車の旅2016」

昨夜の雨が嘘のように今朝も快晴

今回の旅は初日の千葉以外

毎日日中は快晴の日が続いている。

おかげ様で、すでにこんがり小麦色を通り越している・・・

末っ子は毎日出発の前に

せっせと日焼け止めクリームを塗布している。

一応乙女なのである。

岡崎を出発してすぐに家康生誕の地、岡崎城が視界に入ってきたので

ちょっと寄り道

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今日は名古屋に向けて1号線を下っていく、1号線はトラック等の車が多いので

できるだけ旧道がある場合はそちらを通るようにしている。

旧道には所々海沿いでもないのに

松が街道筋に植わっている

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きっと東海道の名残り何だろうなと思いながら

街道を抜けていく

昨日は良く走ったので、今日はその疲れのせいか体が重い

正午になり気温もグングン上がってきた様子、幸いにも今日のコースはアップダウンが少ない

名古屋に入る市内はとても暑い

16時頃名古屋城到着

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きょうの宿は市街地 なのでキャンプは諦めて

ビジネスホテルを探す

今日はもう少し先まで進めそうなので

ちょうど良さそうな距離の場所にホテルを探すが

あいにく今日はどこも満室、予約が取れない

予約に1時間以上費やすがなかなか見つからない

こういう時は何をやっても上手くいかないので

足止めにはなるが諦めて名古屋市内でホテルをとる事に

何とか安くて最寄りのホテルが見つかりひと安心

 

岡崎ー名古屋  走行距離:40Km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016

 

8/2 浜名湖のうなぎ 「父娘夏休み自転車の旅2016」

今日は遅めの10:00に出発

まずは家康が遠州攻略のため築城し17年間過ごしたという浜松城へ

別名「出世城」とも呼ばれているらしい

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比較的ミニマムな天守閣であるが、家康がこの城から天下へと羽ばたいていったと思うと

男のロマンを感じる。

そして、いよいよ

この旅一番の楽しみでもある、浜名湖のうなぎを

食べる、食べる、食べることにする!!!!!!!!!!!!!!

浜名湖

うなぎに関しては父(私)がお店探しを担当することにする。

人気の店はどうも浜名湖の海沿いよりも山沿いに集中している

しかし自転車の旅の場合、そう簡単に目的地まで行けないのが少し悲しい・・・

山沿いまで行くとなると、また戻ってこないと行けないため

下手すると1日がかりの時間のロスになってしまう。

仕方がないので、海沿い側限定で検索することに

開店が11時30分でルート近くにあるお店をピックアップ

お店の雰囲気も悪くなく、口コミもそこそこ、ここに決めた

浜松城から下って、浜名湖へ 向かう途中にその店はある。

店構えは割烹店によくある感じ

アウトドアな風貌の親子2人連れには

少々場違いな感じではあるが

旅の恥はかき捨て、今日は食べる事に集中する。

お店には12時前に着いたが、すでに沢山の人が入っていた。

注文してから待たされる事、数十分、うなぎがやってきた

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うなぎの香ばしい匂いが食欲をそそる

末っ子は「今まで食べたうなぎと違う、うなぎってこんなに美味しいんだ」

と大満足な様子

うなぎを食べ終え、まだ決めていなかった

今日のゴールを決める事に

ルートから少しそれるが程よい距離にキャンプ場を発見

今日は朝から快晴であったが

昨日の様な事があるとまずいので念の為

これからの天気を確認する事に

すると・・・

またしても午後から天気が崩れるらしい

おまけに落雷注意報まで出ている

昨日とまるで同じである。

でも今の空を見る限りそんな様子はまるでない

今日の宿はもう少し様子を見てから決めることにする

浜松から名古屋方面に向かうには地図で見ると

どうしても避けられない峠が2つある

でも選択するルートによっては谷間を抜けれそうな

気もする、地図からだけでは細かな高低差や

自転車通行が可能かどうかは読み取れない。

静岡は結構自転車が通れ無い道路がある

福岡では通常の道路であればまずほとんど通る事ができるので

その感覚でいるととんでもない事になる

こんな時ヨーロッパの道路事情を思い出す。

同じ日本でも地域でこんなに異なるとは・・・

ルートに関しては地図だけを頼りにできないので

いままでの経験からすると

地元の事は地元人に聞け

しかし1人の言葉を100%鵜呑みにするな

自転車の通れる道はサイクリストに聞くのが信憑性が高い

などだ

しかしそう都合よくサイクリストも現れてくれない

現地の人でも、自転車が通れる道については

認識があやふやな場合が多い。

通れると聞いていたのに通れなかったり

また、通れないと聞いていたのに通れたり

自転車の場合、車のようにアクセル一つですぐに引き返したりすることが

難しく、そこには労力が生じる。ルートの選択はより慎重になる必要がある。

最初の峠越えはうなぎ屋のおばちゃん情報によれば

海沿いの1号線のルート以外あり得ないと言っている。

しかし地図で見る感じバイパスになっている様子、通れない確率が高いトンネルがある

経験上バイパスのほとんどが静岡では自転車通行禁止

うなぎ屋おばちゃん情報半分くらい信じ、次はルート沿いの消防署の爽やかお兄さんに聞いてみることに

お兄さん情報ではやっぱり1号線バイパスは通れないらしい、1号線から分かれる旧道の峠道を超えるのが一番とのこと

しかしできればそのルートは避けたい、地図で見る限り道路が蛇行しているので

そのルートは結構峠色が強そうだ

そんな中地図をよく拡大して見ると1号線沿いに細い道が連なっている

そしてトンネル頂上付近にまっすぐ繋がっている様子。

この道に賭けてみようとルートを進む

道はどんどん細くなり最後にはジャリ道に変わる

ダメだったかと思うとその先に工事現場のガードマンが立っている

恐る恐る聞いてみるとこの道で抜けることができるらしい

喜び勇んで進んでみるとカーブを曲がった先に、まさかの展開

まっすぐで結構な勾配の坂道が1号線のバイパスと並行してトンネルの上の方へと続いている。

通れるのは、ありがたいがこれではあまり意味がない

しかしここまで来て引き戻っても仕方がないので

覚悟を決めて登ることに

すかさず後ろから末っ子のブーイングの声が上がる‼︎

末っ子は「自転車から降りて押してはダメか」と聞いてくる

ダメだと答える。1度押すとクセになる。頑張って登れと

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一足先に頑張って登りきると、末っ子はまだ後ろの方で、必死で漕いでいる

これはチョットムリかなと見ていると、ゆっくりとだが確実に一歩一歩登ってきた

そして登りきった。意外にやるもんである。少しづつ成長する姿がなんだか微笑ましく感じる。

甘えん坊の末っ子が少し大人に見えた瞬間である。

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第一の関門を突破すると次は第二の峠

峠を越えるにはあと30km進まなければならない

時間は16時を差し掛かっていたが明日朝一から峠越えも辛いので

少し長くなるが今日のうちにかたずける事にする

空は天気予報通り、どんよりと雲が多くなってきた

仕方がないので今日もホテルに泊まる事にする。

峠を越えた先のホテルを予約して峠越えにチャレンジ。

改めて第二のルートを確認する。地図上では2つのコースが存在する。

1つ目は、ルート最短の距離ではあるが両脇を山で囲まれた部分がかなり長いコース。

2つ目は、少し迂回し距離は長くなるが山に囲まれた部分が1つ目のコースより 短いコース。

休憩がてらコンビニに寄り、情報収集

店員の若いお姉さんに聞いてみる

コンビニからは まだ距離のあるコースだが、結構信憑性のある答えが返ってきた。

1つ目の山に囲まれた部分が長めのコースの方が勾配は緩やかで上り易いらしい

若いお姉さんの言葉だったのでどうかとも思ったが、自分の直感を信じることにした

ルートを進むとお姉さんの言う通り、なだらかな勾配で問題なく進めた。

末っ子もひと安心。

雨はまだ降ってこないが先程から黒い雲の間からイナズマが激しく光り

今にも雨が降ってきそうな勢いである。

19時頃なんとか濡れずにホテルへ到着。

今日も1日お疲れ様

浜松ー浜名湖ー岡崎  走行距離:約77km

父娘夏休みサイクリングツアー「東京−福岡」2016