収穫祭!?

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今年はベランダで育てているベビーレタスが大収穫!

なんとこのレタスただのレタスではございません。

有機肥料の土から育てたオーガニックレタスなのです。

(といっても、種を植えて水をかけただけなのですが・・・)

 

一昨年ごろからエコに目覚め、生ゴミ処理機を購入し始めた土作り・・・・

処理した生ゴミを土に混ぜるだけで、野菜が育つだろうと思っていたら、

とんでもない!!!

なんでも生ゴミが有機肥料になるためには
しっかりとした過程が必要なのだとか!
調べてみると・・・

生ゴミが好気性微生物に分解され発酵することで
堆肥化され、はじめて植物に必要な栄養分を吸収できる形になるそうです。

なんと、その過程で土は発酵熱が60℃~80℃に達するそうです。
そしてそうなることで土の中の病原菌が死滅するらしい!!さらにgood!

なんだか化学の実験のようでおもしろそうだと、自分も
早速初めてみることに

やり方は調べるみるといろいろあります。
自分はベランダでできる手軽な方法として
生ゴミを入れる大きなバケツを使ったコンポスト作りにチャレンジ!

材料は生ゴミの他に身近にある以下の物を使用

1.やせた土(数年ベランダで使っていたもの)
2.米ぬか(微生物の繁殖のため、お米屋さんで分けてもらったもの)
3.竹酢液(以前殺菌用に買ったものがあったので、微生物の繁殖を助けるための触媒用)
※普通は木酢液が一般的、液の希釈具合で殺菌効果や土壌改良など、いろいろな用途に使える優れもの
4.油かす(油料理をした後の油、捨てると環境を害する生ゴミ、上手に使うと有機肥料に。窒素分の補充に)
5.バケツの側面に小さな穴を無数にあけ、空気の通りを良くするこうしておかないと、好気性の分解がうまく進まず、腐敗してしまうらしい

土と生ごみ、米ぬか、油を交互に入れミルフィーユ状態にする。
最後に竹酢液を適量、水と希釈し、流しかける。
土の表面にビニールを引いてから、バケツの蓋をする。これで完成!
(こうすると分解発酵途中でよってくる小バエなどを防ぐことができる)
また水の量がとても大事。少なすぎると上手く分解が進まず、多すぎると腐敗するらしい!!
始めのうちは、作ったものが腐敗し台無しになるのを恐れて、
水の量が少なめになっていたが、何度かやっているうちに要領がわかってくる。
分解処理するにはケースが小さいので、気長にやる必要があります。
1.2週間おきにバケツの中をまぜ、水分を補充する。2.3ヶ月で出来上がります。
※夏は虫を寄せ付けるので、秋・冬に作るのが良いようです。
自分も夏場にやって虫の大量発生でえらい目にあった事があります。
特にマンションベランダは、近隣もあるので要注意!
生ゴミ処理機で乾燥させたゴミを夏場、ためておいて、
秋・冬に堆肥作りをすることにしています。

しっかり完熟した土は土のいい匂いがして、土が団粒化します。
また完熟化しすぎると栄養分が抜け出してしまうらしいのですが
しっかりと完熟していない土は野菜の根を痛める原因になり、作物が順調に育ちません。
また小バエなどの小さな害虫を呼び寄せてしまいます。
完熟具合の見分け方が始めのうちはとても難しいと思います。
自分も何度か失敗し、早めに使用してしまい、野菜が上手く育たないことがありました。

 

そうこうして何度か試行錯誤しながら2年がかりで
ようやく理想に近い有機肥料の土ができました。

街中では土に触れる機会も無く、
また生ゴミが、栄養分たっぷりの土に変わるっていく過程は、とても感動的です。
またその土で体に良い安全な野菜が出来るなんて、さらに感動です!!!

ベランダで作れるのはちょっとしたお遊び程度でしかありませんが
より自然の大切さやエコへの関心が増すと思います。
子供と一緒に、自然学習の一環としてやってみるのも、おもしろいのではないでしょうか?
みなさんも、ぜひチャレンジして見て下さい!!

古民家オープンハウス

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古民家をもっと知ってもらおうということで

私が所属する福岡県中央古民家再生協会で2013年9月28日 (土)に

オープンハウスを行います。

場所は久留米市の高良内です。築120年になる古民家の内覧会です。

当日はアンティーク着物のプレゼントや古材で作る箸作り体験ができます。

古民家にご興味があられるかたはどうぞ、お友達をお誘い合わせの上お越しください。

問合せ先:一般社団法人 福岡県中央古民家再生協会   TEL:092-407-3326

木材利用ポイント

木材利用ポイント「その木、どこの木?」 2013年7月1日からスタート!(現在終了)

7月1日から申請受付がスタートした「木材利用ポイント」。その名の通り「木材を利用するともらえる
ポイント」という意味。家を建てたり、リフォームしたりするときにスギ、ヒノキやカラマツなどの
地域材を基準以上利用するなどの条件を満たすとポイントがもらえるそうです。

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日本の環境を守るため、こんな制度ができるのは嬉しいことですね!

地産地消になることで、地域活性にもつながり、輸送などの面からしても不必要な燃料を使わなくて済みます。

また、家作りの面からしてもその土地の風土にあった、土地の材を使う方が

家は長持ちし、最近は輸入の安い米松などが使われて、日本の高温多湿の気候の中では

すぐに、劣化してしまうなどの問題もあるそうです。

木を伐採すると、日本の環境を守るなんて、どういうことと思われる方もいらっしゃると思います。

日本は世界有数の森林国でフィンランド、スウェーデンに続いて世界第3位だそうです。

そんな国にも関わらず、戦後高度経済成長の中で、安い材料が大量に輸入されるようになり

国内の森林は使われなくなり、そのおかげで日本の林業は衰退してきました。

植林されたにも関わらず、使われなくなった森

森林は一度、人間の手が入れられると自然の連鎖を失っています。

間伐を行わない、根が浅い若い木だと、土壌が失われ、土砂崩れの原因になります。

またCO2吸収量が低下、病害虫が発生しやすくなるそうです。

最近春になると大量に発生する杉やヒノキの花粉の飛散も何か関係があるのではないでしょうか?

森を育て、林業を育てることが、私達の生活を豊かにすることにつながります。

チャレンジ25

今年の夏もとても暑かった!

温暖化?ヒートアイランド現象?

CO2の増加が温暖化の原因かどうか、諸説あるようだが

エコや省エネ、やらないより、やった方が絶対いい!

そんなわけで、いまさらながらチャレンジ25キャンペーンに登録!

登録することで特別に何かあるわけではないのですが、

目に見えない自分の中の何かが変わります。

皆さんもお試しあれ!

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自然塾

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先日、長女が通っている市村自然塾九州へ親子体験イベントに参加してきた。

市村自然塾九州とは、株式会社リコー及びコカ・コーラウエスト株式会社並びにリコー三愛グループの創業者である市村 清の生誕100周年を記念して設立された特定非営利活動法人(NPO法人)で「生きる力を大地から学ぶ」を基本理念に、農作業を中心とした自然体験活動、共同生活を行い、子供たちの健全な育成・成長を支援している団体です。(詳しくはhttp://www.szj-k.com/

 

3月から12月にかけて約1年間

月に2回、金曜日の夜から2泊3日の日程で異年齢の子供たちで集団生活を行いながら農作業を行っています。

福岡市内から鳥栖まで子どもだけで行くこともあり、

初めは不安や戸惑いもあったが、楽しそうに各ステージをこなしていく我が子を見ていると、一人でもたくましく成長しているなぁと感じ、なんだかうれしくなってくる。

 

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農作業による、自然体験だけでなく、集団生活の中でさまざまな人間関係も学び体験している。現在の義務教育は学力を教えることばかりなので、このような生きる力を学べる市村自然塾はとてもありがたい場所である。

今後このような場がもっと認知され活動できるようになればと願ばかりだ。

 

 

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コミニティデザインの時代

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「コミニティデザインの時代」  山崎 亮著

コミニティデザイナーとして活躍する山崎亮さんの本

これからの日本は急激な少子高齢化、農山村地域の過疎化など、

世界にも前例のない速度で人口減少が進んでいく。

山崎さんは通常良く議論される、これらの問題に対して人口減少をどう食い止めるかがではなく

人口減少をどう受け入れ、どう暮らしていくかにフォーカスし、提案している

経済優先の社会ではなく、個人が本当に幸せに暮らすためには何が必要なのか

これからの日本のあり方、自分の進むべき道を示してくれるオススメの一冊です。

 

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糸島古民家移住計画

糸島中を2ヶ月かけて自転車で走り回り、
偶然、奇跡的な良い物件に巡り会えた。
持主は高齢の老夫婦で維持管理も大変なので、古民家を大事に使ってくれるのならばと喜んでくれていた。
家族ぐるみで、意思の疎通を図り1ヶ月かけて調査、調整を重ね、交渉は順調に進んでいたかのように見えた。

しかし成立間じかになって、細かな交渉は持ち主が最近契約したという不動産会社と話をすることに
当初、持主さんは不動産仲介を立てていなかったため、自分も糸島の不動産業者にアドバイスをもらいながら調査していた
そのようなこともあり、自分は糸島の業者に仲介をお願いすることで、お互いの不動産業者で仲介する話になった。

しかし・・しかしである
こともあろうに、持主の契約する不動産会社は事前に、持主と自分との状況を知っていたのにも関わらず
交渉の場を持とうとせず、他へ売却してしまったのである。

理由はこうである。
買い手を自社で見つければ、仲介手数料は売主・買主、両方からもらえる。
自分に売っても売主からしか、もらえない。
利益が倍になった方がおいしいということである。

不動産取引には通常、話がこじれないように交渉の優先権というものが慣例としてある。
しかし、不安であった自分は「購入申込書を来週始めに出しますよ、大丈夫ですか?」と念押ししていたにも関わらず
不動産業者はこれも無視して、週末の間に連絡も無しに、さっさと売却したのである。

持主の老夫婦が売却の詳細について知っているかは定かではないが
利益だけを優先するこの様な業者の存在に怒りをおぼえた。
しかも福岡地場では大手の業者である・・・

結構凹んで人間不信になりそうだったのだけれど、
これも運命、きっと「ここは違うんだよ」と誰かが道を示してくれたんだと思い
一からやり直し、再探索

そんな中、とても良い出来事があった。

猛暑でフラフラになりながら、子供達と一緒に自転車で探索していると
1件の空き家古民家を見つけた。いつもの様に近隣のお宅へ持主を確認、
おばちゃんが出てきて、親切に持主のお宅まで案内してくれたが、持主はあいにく不在・・・
見かねたおばちゃんは、暑いだろうと身も知らずの自分達に
自宅の畑で取れたというスイカをご馳走してくれた。
暑さに疲れた体に、よく冷えたスイカは、この上なくとても美味しかった。

「捨てる神あれば、拾う神あり」・・・

人生いろいろ、いろんな人がいる。

信じる道へ、もう一度、頑張る勇気をもらった気がする。

 

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古民家鑑定士

先月、古民家鑑定士なる資格を見つけた。

これは厚生労働省認可の資格で、築50年を超す古民家を鑑定する資格だ

古民家を探している自分にはとても興味深い内容で早速勉強することに
古民家は知れば知るほど大変面白い、自分が考えている持続可能な社会には古民家を見直すことの重要性がたくさんある。

現在、日本の住宅は不動産価値的には築25年~30年経過すると固定資産としては0円、つまり価値が無くなる。

しかし、日本古来の伝統構法と呼ばれる木造軸組構法で建てられた建物は梁や柱も大きな物を使用し、
最近注目されている免震構造と呼ばれる、免震的要素を兼ね備え、使用する素材も環境や人に優しい自然素材を使用し建てられているという。

また、一般的な鉄やプラスチックなどの素材は新しい時が1番強度があり、古くなるにつれ弱くなっていくが
木材は乾燥し、時間とともに強度を増し、樹齢100年のヒノキの場合は、
伐採されてから100年後が最も引っ張り強度や圧縮強度が増すという研究報告もあるそうです。

木材の強度は200~300年は変わらないと言われており、木材の強度が落ちるのは800年~1200年後という途方もない未来の話だそうです。
古民家は現在の住宅と比較にならないほど贅沢な良質な木材が使われた、耐久性の長い住宅だそうです。

ではなぜ、そんな古民家が廃れていったのか

それは、現在の住宅は高気密でエアコン等で温度調整するのに対し、古民家は自然の力で温度調整するため
夏は涼しいが、冬は寒い、機密性が無く、隙間風が吹く、庇(ひさし)が長いため、室内は暗い、
間取りは客間が中心で、現在の生活様式に合わない間取りをしている等があげられる。

しかし、現在の持続可能な社会を担うためには、もう一度、現在の冷暖房等のエネルギー消費型で、
化学製品等を多用した建築様式を見直す時に来ているのではと思う。

昔ながらの持続可能な環境や人に優しい古民家を見直しながら、
かつ現在のライフスタイルに合うリノベーションを行うことができれば、
住宅建築においても新たな持続可能な社会が確立できるのではないかと思う。

300年の家

昨日、長糸周辺を古民家求めて回っていると、
山の麓にある集落の最頂上に、古い立派な納屋だけが残る場所があり
その場所でおばあちゃんに出会いました。

自分が古民家を探していると話すと、
ひとりで住んでいた300年続く家を、最近火事で無くしたと言う、おばあちゃん

おばあちゃんは現在、二丈にある娘さんの家に住んでいて、
家がなくなり納屋だけになっても毎日のように、この場所に通っているとの事でした。

並々ならぬ想いがあったのでしょう、おばあちゃんは見ず知らずの自分に
家の歴史や家族の歴史など、終わることの無い勢いで、語りつづけました。

自分にはその勢いを止めることはできませんでした。

おばあちゃんはとても悲しそうでした。

とても悔しそうでした。

糸島スローライフへ向けて

いよいよ街中のマンション暮らしから、田舎でのスローライフの暮らしを始めるため、物件さがし。エリアは山も海も近く、自然が豊富で福岡でも人気の場所、糸島

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糸島は福岡市内からも30分程度行けるアクセスの良さで、海沿いには別荘地やサーファー等のマリンスポーツ、そしておしゃれなカフェが立ち並び、アーティストなどが工房をかまえていたりする

以前から根強い人気の地区であったが、最近の雑誌「福岡Walker」では福岡の住みたい街ランキングで天神・大名を押さえて糸島が堂々の1位となっていたほどだ

しかし、そんな人気の場所なので当然、探すのは困難を極める・・・ しかも探している物件の条件が難易度をさらに高くする・・・

 

■物件探しの条件

1.田舎を感じさせ、家から見える景観がよい場所

2.古い家・ずばり古民家!(構造体がしっかりしていれば、見た目はボロボロでもOK)

3.リノベーション可能(自宅でお店を開きたい!)

4.売り家ではなく賃貸可能物件(予算の都合・・・)

5.小学校が徒歩圏内

 

まずは、糸島に詳しいであろう知り合いづてに聞いてみた。糸島在住の経営者・建築士・農園を開いている人等など・・・  最近は自分と同じように物件を探している人も多く、なかなか見つけるのは難しいらしい。また、田舎の人はなかなか空いていても、誰にでも貸してはくれないらしい

自分が探している物件は、すぐ住めるような物件ではないので、当然、普通に流通しているハズも無く、自分の足を使って探すことに・・・

ということで、『糸島家探しサイクリングツアー』のはじまり、はじまり

 

本格的に自転車で周り始めて2週間、古民家がありそうな山沿いや海沿いの農山村エリアを探す、始めは福岡市西区のエリア、山沿いの今宿、飯氏、宇田川原、高来寺、海沿いの今宿、横浜、今津エリア、そして、桜井、野北、吉田エリア

道端を歩く人にも聞いてみる、空き家は結構あるのだが、理想の物件はなかなか見つからない。それにしても老人が多い、どこの地域も高齢化が進んでいる