プロフィール

運営者:伊賀 涼

自然に囲まれ、心豊かに、さらに経済的にも自由に暮らすスローライフを追求する50代。脊髄損傷、脱サラ、ヨーロッパ自転車旅といった人生の転機を経験し、家族と共に「働き方、暮らし方、人生」を再デザインし続けています。

このブログは、そんな波乱万丈な経験と、現在の糸島でのセルフビルド生活の知恵、経済的自立を目指す日々を綴る記録です。

ゼロからの再始動:脊髄損傷と「金持ち父さん」との出会い

ものづくりに夢中な少年時代を過ごし、産業機械の道へ。機械メンテナンスを経て制御設計へとキャリアをシフトした矢先、交通事故で脊髄損傷を負い、2年間の闘病生活を経験します。この逆境が人生の価値観を一変させました。

バブル崩壊後の時代背景もあり、サラリーマンとしての生き方に疑問を感じていた私は、ロバート・キヨサキ氏の『金持ち父さん、貧乏父さん』と出会い、「働き方、暮らし方、人生を賭けて自分の人生をどう生きるか」を考え始めます。30歳を目前に脱サラを決意し、より自分の足で道を切り拓くことを選びました。

クリエイティブな挑戦とサスティナブルへの目覚め

脱サラ後、当時革新的だったノンリニア編集が始まったばかりの映像制作の世界へ飛び込み、数年後には福岡で制作スタジオを立ち上げます。ものづくりの熱意は、スタジオのリノベーションなど建築にまで広がり、創造的な日々を送りました。

2008年、結婚、子育ての中で、食の安全や環境問題に関心を抱き始めます。「働くことだけがすべてか?本当の豊かな暮らしとは?」という疑問が芽生える中、2011年の東日本大震災を機に、「文明的な消費だけの暮らしから脱却し、持続可能な未来を築きたい」という思いを決定的にしました。

決断の旅:ヨーロッパ自転車横断と人生の再構築

2012年、独立10年を節目に映像スタジオを解散。単身、自然エネルギーやオーガニックの盛んなヨーロッパ10カ国を自転車で巡る旅へ出ます。2ヶ月にわたるこの旅で、サスティナブルな精神と文化に触れ、「働き方、暮らし方はもっと自由でいい」と確信。日本とは異なる経済優先なシステムを脱却した人生観に大きく影響を受けました。帰国後、その体験を活かし、家族と共にサスティナブルな生き方を実践することを決意します。

経済的自立とセルフビルドという実践

2013年、古民家の知恵を学び古民家鑑定士一級を取得し、新しいライフスタイルを模索。妻が鍼灸師の国家資格を取得したことを機に鍼灸院を開院し、夫婦で「自然な暮らしを実現するための移住計画」をスタートさせました。

2018年、5年越しに見つけた理想の土地、福岡県糸島市へ移住を開始。1年の歳月をかけ雑木林を切り開き、素材にもこだわったセルフビルドの家づくりに着手します。設計から独学で学び、基礎工事から始め、家族や友人と共に理想の住まいを築き上げました。

2020年6月、サスティナブルな暮らしのベースが完成。生活しながら未完の家を完成させる自分たちらしいスローライフが始まり、現在は、自然の中で癒しをテーマとした鍼灸院を夫婦で運営、2店舗目もオープン。またセルフビルドの技術を活かしたサポート業務を行う等もしています。

セルフビルドの副産物「自ら家を建て生活コストを下げること、ビジネスを経営すること」を通じて、家計やビジネスの収支のバランスが見える化。より少ない支出で見えてきた経済的構造により、スローライフを追求しながら、経済的にも暮らしが自由になれること、ビジネスにおいてもさらなる力になる事に気づく。

2025年現在、娘たちは巣立ち、糸島移住で新たに誕生した長男を加え、鍼灸師の妻と共に、自然と経済のバランスの取れた豊で自由な暮らしを目指し、日々奮闘中。